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ガウディオとミスキナのプロフィールや試合結果 全仏2004 優勝選手のご紹介

5月24日(月)~6月6日 (日)の2週間、パリのローランギャロスで行われた全仏のチャンピオンの座に輝いたガストン・ガウディオとアナスタシア・ミスキナのプロフィールや全仏全試合結果などをご紹介します。

執筆者:吉原 浩通

文章 : 吉原浩通(All About「テニス」旧ガイド)

2004年5月24日(月)~6月6日 (日)の2週間、パリのローランギャロスでクレーの熱き戦いが繰り広げられました。
見事、チャンピオンの座に輝いたのは、男女ともに4大大会初優勝のガストン・ガウディオ(アルゼンチン)とアナスタシア・ミスキナ(ロシア)。
初優勝であるがためにあまり知られていない2人のチャンピオンのプロフィールや全仏全試合結果などをご紹介します。

男子シングルス

第1シードのロジャー・フェデラーが3回戦で、また第2シードのアンディ・ロディックが2回戦で早々と姿を消し、16シードの選手のうちわずか5人しかベスト16に進めなかった波乱の男子シングルスを制したのはノーシードのガストン・ガウディオ(アルゼンチン)だった。
アルゼンチン選手の全仏制覇は、1977年のギリェルモ・ビラス以来27年ぶり。

ガウディオは1978年12月9日生まれの25歳。 身長175cm、体重70.5キロ、右利き。
使用ラケット:Wilson Hyper ProStaff 6.1ガウディオ使用ラケット
使用ウェア:ディアドラ
使用シューズ:ディアドラ Diadora Passione?

大会前のATPランキングは44位。
過去の4大大会はほとんどが1、2回戦敗退。ウインブルドンなど速いサーフェスのコートが苦手。
全仏でも4回戦進出が1回あるのみ。
全仏でノーシード選手が優勝したのは1997年のグスタボ・クエルテン(ブラジル)以来。

ガウディオは今回の優勝で860,000ユーロ(1,030,882ドル、約1億1千万円)を手に入れた。
ちなみに彼が1996年にプロ転向後、獲得した賞金は 2,510,802ドル(2億8千万円)

●ガウディオの4大大会実績
全豪
全仏
全英
全米
1999年
-
3回戦敗退
1回戦敗退
1回戦敗退
2000年
1回戦敗退
2回戦敗退
1回戦敗退
1回戦敗退
2001年
1回戦敗退
1回戦敗退
1回戦敗退
1回戦敗退
2002年
3回戦敗退
4回戦敗退
2回戦敗退
3回戦敗退
2003年
2回戦敗退
3回戦敗退
1回戦敗退
1回戦敗退
2004年
2回戦敗退
優勝
-
-

●ガウディオの全仏全試合結果
 
スコア
1回戦
ギレラモ・カナス
6-2,2-6,4-6,6-3,6-2
2回戦
ジリ・ノバック (14)
2-6,6-4,6-4,5-7,6-3
3回戦
トーマス・エンクイスト
6-0,6-4,6-7 (5-7),6-4
4回戦
イゴラ・アンドレブ
6-4,7-5,6-3
準々決勝
レイトン・ヒュイット (12)
6-3,6-2,6-2
準決勝
デビッド・ナルバディアン (8)
6-3,7-6 (7-5),6-0
決勝
ギレルモ・コリア (3)
0-6,3-6,6-4,6-1,8-6

97年にクエルテンが全仏初優勝し、クレーコートに対する自信を深め、後に計3回の全仏タイトルを掴み、クレーの王様と呼ばれるようになったようにむまでになったようにガウディオもクレーのスペシャリストとなる可能性は十分にある。
ライバルは今回決勝を戦い、すでにクレイコート世界最強と言われている同じアルゼンチンのギレルモ・コリア。
ガウディオは今回の優勝でATPランキングを44位→10位にまで上げた。

続いて女子優勝の選手のご紹介です。
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