文章 : 吉原浩通(All About「テニス」旧ガイド)

 

 

  

テニスの王子様の影響で子供達にテニスが大人気です。
先日のテニスの日の有明イベントでもジュニアテニスクリニックなどは予約が殺到したため追加イベントを組んだくらいです。

世間一般でもブームなのですから、両親や家族がテニスをされる家庭ではほとんどと言って良いほど、子供にもテニスをさせています。
でも、そんなテニス一家の悩みは飽きっぽい子供に楽しくプレイさせるのはどんなことをすればいいんだろう ということです。
ラリーやボレスト、サーブ&リターンなど大人の練習は子供には難し過ぎ、ましてや大人がすぐやりたがるゲームなんかは子供にはすぐにはできません。

今回はそんな悩めるお父さんやお母さんの為に、ジュニアの特性や練習メニュー、ジュニア練習用のグッズのご紹介をします。

 
  
     
  ■ジュニアの特性(大人との違い)と注意点  
     
 

身長、筋力などの体力面で劣る

小学生は大人の3/4の身長しかありません。
普段、大人が腰の高さで打っているボールも子供にとってはとても大きく弾んでいるいるように映ります。
ラケットも同様です。
大人の一般的なラケットの長さはおよそ68cm、重さは250~300g。
一方、ジュニア用の軽いモデルは50cm強、重さ180gです。
大人用のラケットを短く持たせれば大丈夫だろうと簡単に考えないで下さい。 大人用のラケットは子供にはとても扱いずらい代物です。

集中力が長続きしない(飽きやすい)

コートをレンタルする場合は大抵2時間位は借ります。
でも子供は飽きっぽいものです。
とても2時間もおとなしく練習をしません。
小学校の授業は45分程度です。
また、 ジュニアスクールも60分が主流です。
大人のペースで練習メニューを考えてはいけません。

注意点

最も気をつける点はボールのバウンドです。
子供に限らず初心者を教える場合に陥り易いことですが
初心者は速いボールが打てないからゆっくりとしたボールを送ろうとしてしまうことです。
ネット越しにゆっくりとしたボールを送ろうとすると、 ボールは山なりの軌道となり、ゆっくりだけれども弾むボールとなります。
弾んで上から真下に落ちるボールほど難しいボールはありません。

ゆっくりではなく弾まないようなボール出しをしましょう。
そのためには相手との距離を短くすることが重要です。
(最初は手投げから始めましょう)

第2に遊びの要素を取り入れ、あまり長時間の練習をしないことです。

第3にルールをしっかり教えることです。
ルールとはゲームのルールではなく、練習をする上での約束事です。
ラケットでケガをさせたり、ボールが目に当たったりと、テニスは安全を約束されたスポーツではありません。