テニス/テニス関連情報

デ杯 対インド戦 最終日の観戦記(2ページ目)

NECデビスカップグループ1の2回戦、日本-インド戦が有明コロシアムにて行われました。1勝2敗で迎えた最終日、大応援団に後押しされたエース鈴木貴男選手の試合をお伝え致します。

執筆者:吉原 浩通

タイブレークを7-4で先取した時、初めて日本が大きなガッツポーズを見せ、応援に応えた。
続く第2セットの第1ゲームをラブゲームでキープし、盛り上がる日本応援団。
しかし盛り上がる応援団とは逆に、相変わらずクールにゲームを進める日本は1ゲーム2本のダブルフォルトやラインズマンのジャッジミスに集中力を乱し、まさかの6ゲーム連続ダウン。1-6で第2セットを落としてしまう。

セットカウント1-1で迎えた第3セット、お互いサービスキープで迎えた8ゲーム目、日本は痛恨のサービスダウンをし、3-5となってしまう。
9ゲーム目も簡単にポイントを失い、15-40のセットポイント。
しかし、ここから『貴男コール』『がんばれ日本』の大声援。この声援に応えるかのように日本も長いジュースの末、ブレークバック。
タイブレークに入ると再三ネットを取るインドを見事なパッシングショットで攻略し、タイブレーク 3-0リード。
シューズの紐を結び直し、何とか流れを変えようとするインドでしたが、流れは変わらず7-5。セットカウント2-1でまたもや日本先行。

コートチェンジの間にはお馴染みの『日本チャチャチャ』の手拍子が始まり、今度こそこのまま流れに乗ってもらいたいと願う日本応援団。
しかし、第4セットに入っても日本は流れに乗れなかった。
掴みかけていた流れを2度も逃した日本に3度目のチャンスは巡って来なかった。
第4セット、最終セットともに1ブレークダウンの4-6でいづれも落とし、ダブルスに続き、2日連続のフルセット逆転負け、対インド16連敗(通算2勝16敗)。

声援に応えベンチ、選手が一丸となって戦ったインドと大声援を活かしきれなかった日本チームとの差が出た試合となってしまった。

7-6(7-4)
1-6
7-6(7-5)
4-6
4-6
【編集部おすすめの購入サイト】
楽天市場でテニス関連の商品を見るAmazon でテニス関連の商品を見る
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます