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「新生X」が誇る充実のラインナップ(3ページ目)

ツアーステージブランド10周年の今年、発表された「新生X」の特集の2回目。アイアン5機種をはじめ、FW,UT、ボールを紹介。早くも開始されたカスタムオーダーも人気の気配。

児山 和弘

執筆者:児山 和弘

ゴルフガイド

「新生X」FWとUTは好評価!

ボールが拾いやすく高弾道が特徴の「X-DRIVE GR FW」
FWとユーティリティも2機種がラインナップされています。

FWは、「X-DRIVE 701 FW」と「X-DRIVE GR FW」の2モデル。特徴は、「ノンリッヂソール設計」と呼ばれるインパクト後のヘッドの抜けを良くする機能。バックフェース側のソールが緩やかにカットされているのも抜けを良くしています。

ガイドは両モデルの3番ウッドを試打。3番は難しくて、地面からは打てないという先入観があったのですが、この2モデルはかなりやさしく感じられ、ガイドでも無理なく3番ウッドが打てました。「GR FW」は、つかまりがよく終始ドロー系の球筋に。飛距離は220ヤードくらいでしたが、一度だけ241ヤードをマーク。長さが43インチで当たった時の飛距離は魅力。

「701 FW」は42.5インチでしたが、ガイドの場合は振り抜きが良くなったせいか、こちらのほうが飛距離が出ていました。左右のブレも少なく230ヤード越えを連発し、ドライバーが要らないのではと思うほど。人工芝マットからのショットでしたが、抜けの良さは十分に感じられました。ダフリが多く、FWの苦手なヘッドスピードの速いゴルファーにはおすすめです。

「X-UT 101i」。扱いやすくミスにも強い、アイアン型ユーティリティの進化を感じさせるモデル
ユーティリティはアイアン形状の「X-UT 101i」とウッド形状の「X-UT 101w」の2モデル。形状、機能ともはっきりと区別されたモデルです。基本的にはアイアンの得意なゴルファーは、「101i」。ウッドの得意なゴルファーは「101w」を選ぶように位置づけられています。残念ながら2009年1月23日発売の「101w」は試打を行うことが出来なかったのですが、既に試打を行った多くのゴルファーから扱いやすさを絶賛されているとかで、期待感が高まります。

ガイドは「101i」を試打。アイアン型ユーティリティは苦手意識があったのですが、打ってみると申し分のない好結果でした。アイアン型ユーティリティにありがちな左へのミスもほとんどなく、安心して振りぬけました。3番(ロフト角21度)で、終始200ヤード以上の飛距離をマーク。ロングアイアンの代わりとして活躍してくれそうです。

フェースの高さが、以前のモデルに比べると低くなっているので、違和感を覚えるゴルファーもいるかもしれません。構えた感じは、意外とゴルファーに与える影響が大きいものです。

>>次は、スペックのマッチングについて>>
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