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ついに施行!SLEルールを最終確認2(2ページ目)

ついに施行されるSLEルール。FWやアイアンにも適用されることとなりさらに話題に。ルール適合クラブを見分けるポイントなど、前回に引き続き新ルールを解説。

児山 和弘

執筆者:児山 和弘

ゴルフガイド

高反発クラブの見分け方はあるか?

現在使っているクラブがルールに適合しているか? という問い合わせのほかに多い質問が、ドライバーが高反発かどうか見分ける方法があるか? ということです。中古ゴルフショップなどでは、引き続き高反発クラブが流通する可能性が高いので、気になるところでしょう。

結論から言えば、見た目でルール適合か、不適合かを見極める方法はありません。R&Aのサイト(英語サイト)の「Conforming Driver Heads(適合ドライバーヘッド)」を見て、自分でチェックします。2008年以降は、リストにないものは全て不適合クラブとみなされます(※1998年以前のモデルは除く)。

またサイトでは、自分のクラブのモデル名などを入力して検索することも可能。クラブヘッドに施されている正確なマーキングを入力すれば、精度の高いチェックが可能です。

ヤマハ、ヨネックス、PRGR(横浜ゴム)など過去の自社モデルに関して、ルール適合か不適合かをしめしたリストをホームページ上で公開しているゴルフメーカーもあります。これらはR&Aのリストと違い、クラブのカラー画像とともに紹介されており、また日本語ということもあって非常に調べやすくなっています。こうしたメーカーはSLEルールへの関心も高く、前述のFWやアイアンに関してもルール適合かどうかについて言及があるところが多いです。

完璧ではないですが、現物を見ての見分け方を紹介します。ネック部分などに適合を示す「Conform(ing)」、不適合を示す「Non-conforming」などの記載がある場合があります。レーザーで印字されているケースの多いこれらの表記から見分け可能です。

ややこしい場合は、「CONFORMING TO R&A SLE RULE UNTIL 31-12-07」などと書いてある場合。「CONFORMING」との表記から、一見ルール適合かと思いますが、これは2007年12月31日までのルールに適合。つまり、2008年のSLEルール施行後はルール不適合になるクラブということです。

最終手段は、クラブメーカーに直接問い合わせることです。ホームページへの公開の有無に関わらず、メーカーでは自社製品の状況を把握しているのが普通なので、大抵親切に教えてもらえます。

>>次は、反発規制の持つ意味>
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