2007年末迄 SLEルール適合とは?
2007年迄ルール適合を示すシール |
これは、2007年の末まで、つまり2008年の規則改正まではルール適合ですよ、ということを示しています。つまり”適合”と表記されていますが、実は基準値をオーバーしている高反発ドライバーであるということです。
なんだかわかりにくいですね。ダブルスタンダードが存在したために、ドライバー販売の現場では、このような不透明な現象が起こってしまったということでしょう。
シリアスゴルファーには既に制限が…
ルール変更に先駆けて、今年(2006年)から、JGA(財団法人 日本ゴルフ協会)主催のゴルフ競技で”高反発”ドライバーは禁止になります。JGA主催といえば、日本オープンや日本アマなどですね。一般的なアマチュアゴルファーには関係がなく、JGAでもエキスパートゴルファー(プロやトップアマ)を対象としたものと規定しています。
しかし、今回のJGAの決定に伴い高反発ドライバーを禁止する試合がかなり増えるものと予想されます。既に違反クラブであることが既成事実であり、一部とはいえ試合で禁止されているという流れの中で、高反発ドライバー使用を容認する意味はほとんどないからです。
恐らくプロの試合はスポンサー競技であってもほとんど禁止されると思われます。
しかし少なくとも競技に参加するゴルファーは、2008年までそれぞれの試合毎に、高反発ドライバーが禁止か否かを主催者に確認しなければなりません。もちろんエントリーの段階で通達があると思いますが、いかにも面倒でトラブルの起きそうな予感がします。いずれにせよこれは、全面禁止までの暫定的な処理です。