ジンクス4:チャンピオンになる前にそのベルトを巻くと、チャンピオンになれない

HHHベルトを巻かれそうになると、皆、真剣に嫌がったという。しかし、その理由はジンクスとは無関係?
これは“遊び半分でベルトを扱うな”という思いが込められているんだと思います。

長与さんはご自身がAAAWベルトを保持していた時、後輩たちに無理やり巻かせようとして、後輩たちが嫌がるのを楽しそうに見ていました(この段階で既に遊び半分で扱われているような気が・・・)。

実は私も「お前、このベルト(AAAW)巻いてみろよ」と道場で言われたことがあり、私が拒むと「あ、お前も一応狙ってるんだ」と、私にとっては失礼な話ですが、もっともな正論を述べていました。

そんな折、私が自分で作ったダンボール製のHHHベルトを、長与さんが例によって他の選手に巻かせようとしていましたが、みんなAAAWベルトを嫌がるより、HHHベルトを巻かれそうになる方が、真剣に嫌がって必死に逃げていました。

ジンクスとは別次元で拒むこともあるんだと言う事を、みなさんには知っていただきたいと思います。

そして、私自身にも試合前のジンクスが・・・

それは“コスプレ完成間近に、ミシンが壊れる”です。
誰にも伝わりませんが、いつも「後一縫い」というところでミシンの糸が絡まり、完成が遠のいたりしていました。

でも、これは本当に伝わらない私個人で悩めばいい問題なので、なんら女子プロ界には影響はないし、言い伝えられることでもありません。

そんな迷信や言い伝えを重んじるレスラー達ですが、節分の時、道場で吉方を向いて太巻きを食べたことがありました。“吉方を向いて太巻きを食べると、福がきて願いが叶う”というあの行事です。

なぜか長与さんは「笑って食べるといいんだぞ」と言い、みんなで意味なくバカ笑いして食べた記憶があります。別に笑う必要はないし、実はその時の方角も微妙に間違っていたのですが、あの時はそれだけで福がきてくれたぐらい楽しかったです。

このように、女子プロの世界にも一風変わったジンクスがたくさんあります。それらに根拠はないのかもしれませんが、先輩から後輩に受け継がれるものは技や技術だけではなく、怪我をしないための願掛けやジンクスもあるのです。

それらを守ることで、自分を戒める気持ちや、目には見えない物(よく言うプロレスの神様とか)を敬う心を養っていくのではないかなと思います。

今回の秘密の女子プロレス、『ジンクスの秘密』お役に立ちましたでしょうか?それでは、また次回。


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