『キン肉マンII世』で総合格闘技の要素を入れた理由

「総合の要素を入れても、変わらないものもある」と力強く言う嶋田先生
ガイド:闘いの移り変わりも顕著になりました。プロレスだけではなく、総合格闘技の要素も取り入れるようになったりと。

嶋田先生:そうですね。総合的な要素も入れてますが、かといって、出来そうで出来ない闘いというのはやっぱり変わらないんですよね。

ガイド:今のプロレス界に対して、先生なりの想いがあるのかなとも感じました。

嶋田先生:でも、僕たちはプロレスをそこまで意識している訳ではないんですよ。キン肉マンの読者って、全員が全員プロレスファンではないですから。

ガイド:もともと先生がプロレスを見始めたきっかけというのは?

嶋田先生:小学校の時、クラスメイトにプロレス大好きな奴がいて、テレビを見せられたんですよ。そしたら当時、とんでもない外人レスラーがいて、ブルート・バーナードとスカル・マーフィー(注)っていう名前なんですよ。本当に怖いな~って思いながら、見始めたんですよね。そしたら、(日本にも)猪木と馬場っていうのがいるって知ったんです。

ガイド:では、最初は外人レスラーに興味を持って見始めたんですか?

嶋田先生:そうなんですよ。スカル・マーフィーは頭もツルッツルで、眉毛もなくて、ブルート・バーナードはすごい凶暴なんですよ。角材で大木金太郎の耳を削ぎましたからね。