球団別解説(今年の予想順4位~6位)
【西武ライオンズ】
<打線>
リーファーを獲得した以外は、特に戦力変動はない。2006年は若手が成長し、リーグトップの打線を形成したが、その状態は今年も続くだろう。
<投手>
松坂の離脱がやはり大きく、2006年には前年のリーグ5位から3位にまで復活した投手陣も、再び2005年のような投壊状態に陥る可能性がある。ジョンソン・ギッセルを獲得したが、ホークス同様リリーフ陣が整備されていない。
<総合>
3位ながらも67勝69敗と負け越した2005年の再来となるだろう。上位・下位とは混戦となるだろうが、総合力で4位と予想する。
【東北楽天ゴールデンイーグルス】
<打線>
2006年は4人の3割打者を輩出し、打線は固まってきたが、得点効率の悪さは相変わらず。元横浜のウィットを獲得したが、全体的には去年並みの打線だろう。
<投手>
高卒ルーキー、田中の話題が大きいが、それ以上に先発陣の充実が図られつつある。エース岩隈の完全復帰や、台湾から獲得の林、若手の成長などでローテーションが固まってくるだろう。リリーフ陣はコマ数に若干の不足があるものの、勝ちパターンは拾える陣容になってきた。
<総合>
全体として相変わらず手薄さは否めないのだが、昨年までの大敗は少なくなるだろう。5位と予想する。
【オリックスバファローズ】
<打線>
2006年は主力の相次ぐケガなどで、シーズンを通して貧打線となってしまった。今年は中村紀・谷・ガルシアが離脱し、さらに薄い打線となり、新加入したラロッカ・ローズらの働きに浮沈がかかるだろう。総合的には楽天並みのラインナップである。
<投手>
先発ローテーションが老朽化している。セラフィニの復活が一つのカギとなるだろう。リリーフ陣も安定しているとは言い難く、仰木時代にはリーグ3位と健闘した投手陣も、今年は去年の5位からさらに落ちる可能性がある。
<総合>
打線とチームのムードさえ良ければ浮上も期待できるのだが、全体的にはやはり投打とも整備されていない感が強い。最下位転落と予想する。
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