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千葉ロッテ、31年ぶり日本一の軌跡(3ページ目)

激戦のプレーオフと日本シリーズを制し、31年ぶりに日本一に輝いた千葉ロッテマリーンズ。2005年シーズンの優勝の軌跡を振り返る。

執筆者:コモエスタ 坂本

プレーオフ第1ステージ

【第1戦】(10/8)
西武  100 000 000=1
ロッテ 000 010 01×=2

西武は1回表、栗山の先頭打者ホームランで先制。対するロッテは5回裏、西武先発松坂を攻め、無死満塁から堀の犠飛で同点。ロッテは西岡・小坂らの好守で流れをつかみ、8回に代わった三井から三連打で勝ち越し。守護神小林雅が9回を締めくくる。

【第2戦】(10/9)
西武  000 000 010=1
ロッテ 100 002 00×=3

ロッテは初回、三塁打の先頭小坂を堀が犠飛で返して先制。6回にはベニー・今江のタイムリーで2点追加。ロッテ先発の小林宏は中村のソロ一発のみで7回2/3を投げ切る。9回を小林雅が締め、2連勝で第1ステージを通過する。

プレーオフ第2ステージ前半

【第1戦】(10/12)
ロッテ    000 100 120=4
ソフトバンク 010 000 100=2

2回、カブレラのソロで先制したソフトバンクだが、4回ロッテはサブローのタイムリーで同点。7回表、里崎のソロでロッテがリードを奪うが、その裏ソフトバンクも的場のタイムリーで再び同点。しかし8回表ロッテは堀・福浦の連打からベニーが2点タイムリーで勝ち越し、藪田-小林雅のリレーで逃げ切る。

【第2戦】(10/13)
ロッテ    000 003 000=3
ソフトバンク 000 011 000=2

ソフトバンクは5回、カブレラの2試合連続ソロで先制。しかし6回表にロッテは球数の多くなったソフトバンク先発の斉藤を攻め、満塁からフランコの2点タイムリー2塁打で勝ち越し。なおもベニーの3ゴロで1点追加。その裏ソフトバンクは川崎のソロで1点差に詰め寄るも、反撃はそこまで。藪田-小林雅のリレーで逃げ切ったロッテが2勝目、優勝に王手をかける。

次ページ、【プレーオフ第2ステージ後半】に続く→

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