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千葉ロッテ、31年ぶり日本一の軌跡

激戦のプレーオフと日本シリーズを制し、31年ぶりに日本一に輝いた千葉ロッテマリーンズ。2005年シーズンの優勝の軌跡を振り返る。

執筆者:コモエスタ 坂本

激戦のプレーオフと日本シリーズを制し、31年ぶりに日本一に輝いた千葉ロッテマリーンズ。2005年シーズンの優勝の軌跡を振り返る。

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2005シーズン前半

3月3勝2敗(2位タイ)
26(土) 千葉マリンでの開幕戦。前年まで3年連続2ケタ勝利のエース清水を先発に立てるも、1-3で新球団・楽天イーグルスに白星を献上する。2005年の先行きに暗雲が立ちこめる。
27(日) 楽天相手に26-0の記録的大勝で前日の敗北を一掃する。渡辺俊、完封勝利。
30(水) オリックス3連戦を2勝1敗で乗り切り、通算成績を3勝2敗とする。これ以降シーズン終了まで勝率5割を切ることはなかった。
4月18勝5敗--通算21勝7敗(首位)
8(金) ベニーが2試合連続満塁ホームランで3連勝。
13(日) オリックスを4-3で下し、6連勝。
19(火) 日本ハム戦、先発セラフィニで4-1の勝利。この日から12連勝の快進撃始まる。
22(月) 楽天戦、小坂が故郷・仙台で1000試合出場達成。この日の小坂は2安打4出塁。
24(日) 楽天戦、ルーキーの久保が初先発完封勝利の快挙。ソフトバンクを捕らえて首位に立つ。
5月17勝9敗--通算38勝16敗(首位)
1(日) 15-3とソフトバンクを大差で下す。ソフトバンクとの首位攻防戦に3連勝。
6(金) 交流戦始まる。初戦は横浜との対戦。守護神小林雅が打たれて1-2のサヨナラ負け。
8(日) 18-0と大勝で横浜を下し、対横浜3連戦2勝1敗。先発の渡辺俊、5打席5三振も、シーズン2度目の完封勝ち。
15(日) 対ヤクルト3連戦3連敗でシーズン初の4連敗。渡辺俊は初黒星で6勝1敗。最終的にヤクルトがシーズン唯一の負け越し球団となる。
17(火) 広島戦に6-3で勝利。小林雅、今季13セーブ目でプロ入り通算150セーブを最速で達成。
26(木) 10-9と打撃戦を制し、巨人戦3連勝。「ロッテ強し」を全国に見せつける。
6月11勝8敗1分--通算49勝24敗1分(2位)
12(日) 中日戦に10-4で勝利、3連戦3連勝。中日戦を5連勝とする。完投の渡辺俊は9勝目。
14(火) ヤクルト戦、先発の小林宏が先制2点タイムリー2塁打&完投で9勝目。
17(金) ヤクルト戦、5-1で勝利、交流戦全日程を終える。先発の清水が7勝目を挙げる。ロッテは24勝11敗1分で交流戦優勝し、交流戦MVPに5勝無敗・打率3割の小林宏が選ばれる。
25(土) オリックス戦、先発小林宏が打たれ、2-9の敗戦。交流戦疲れか交流戦明け以降、ロッテは3連敗を喫する。
29(水) ソフトバンクとの首位攻防2連戦。2連敗し、首位陥落する。


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