【PART1 東京トライアウトの模様 その1】
・東京トライアウトの模様
・選手選考の実際
【PART2 東京トライアウトの模様 その2】
・選手のレベルは?
・独立リーグと「石毛カラー」
・最終的な選手決定は?
東京トライアウトの模様
フリーバッティングに臨む選手たち |
一次審査は50メートル走と遠投。50メートル走は6秒5、遠投は85メートルを基準として一次合格者を決定し、二次審査へと進んだのは226名。二次審査では投手は投球テスト、野手は守備・バッティングをテストされた。
選手選考の実際
石毛氏自ら打撃投手を務める |
必然的に多くのプレーヤーを見たくなるのか、このトライアウトでは参加者344名のうち、226名を一次合格とした。先に書いた合格基準はあくまでも基準で、例えば遠投または50メートル走のどちらかが基準に達していなくても、見込みがありそうということで救済したケースもある。そして二次審査へ進んだのは、全参加者のおよそ三分の二である。
一次合格者の内訳は、投手67名・捕手16名・野手143名である。これだけの選手を全員審査する側も大変だ。特に約150名によるフリーバッティングは壮絶な流れ作業で、一人10球を目安としても、バッティングピッチャーは総計2000球程度は投げなければならない。最後には石毛代表自らが登板したほどだ。
【PART2 東京トライアウトの模様 その2】に続く→