FIFAの公式戦ではないオリンピック

国際サッカー協会(FIFA)の規則では、「クラブは選手を代表に派遣する義務がある」としているが、これはFIFAの管轄下にある試合、つまりFIFAの“公式イベント”に限定するものであり、この規則はIOCの大会であるオリンピックには適用されない、というのが各クラブの主張だ。

これを受けて、FIFAのブラッター会長は23日、「23歳以下の選手を派遣することがクラブの義務」とする通達を各国協会に出した。

これでメッシの出場にゴーサインがでたかと思われたが、バルセロナは首を縦に振ることはなかった。「派遣に拘束力はない」とメッシをチームにとどまらせた。そのため、29日に行われたオリンピック本番前の日本代表とのテストマッチに出場することができなかった。ただ、バルセロナのラポルタ会長は妥協案も提示し、「バルサが予備予選1回戦を勝ち、CL出場権の獲得が濃厚になり、アルゼンチンが決勝トーナメントに進んだら、その時はメッシを派遣する」とした。

そこで、FIFAは30日にこの件に関して選手法規委員会が最終判断を下すことになった。