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世界中の2006年W杯予選をまとめてチェック! W杯アフリカ予選・2004年末(3ページ目)

2006年W杯ドイツ大会まであと1年半。世界中で行われているW杯予選の進行状況はしっかり把握していますか?今回は2004年末現在のアフリカ大陸予選の状況です。

執筆者:宮本 あさか


グループ4:スーパーイーグルスを撃ち落せ!

グループ4
勝点 得点 失点  
W杯出場歴
1 アンゴラ 11 3 2 0 5 2  
 
 
 
2 ナイジェリア 10 3 1 1 7 2
94(ベスト16)、98(同)、2002
3 ガボン 6 1 3 1 8 7  
 
4 ジンバブエ 5 1 2 2 4 6  
5 ルワンダ 4 1 1 3 4 7  
6 アルジェリア 3 0 3 2 2 6
1982、86


予選出場国中ではFIFAランキングが最も高く(21位)、4大会連続のW杯出場を目指すのが「スーパーイーグルス」ナイジェリア。このグループではダントツの大本命です。

しかし現在、わずかな差で1位に立っているのはアンゴラ。2005年6月17日のナイジェリア対アンゴラ直接対決がこのグループの行方を左右することでしょう。もちろん残り5戦で何があるか分かりませんが、残念ながらそれ以外の4チームは少々大差をつけられてしまった感がありますね。

それにしてもアフリカ屈指のサッカー大国アルジェリアの不振は、少々意外です。


グループ5:見通し立たず…

グループ5
勝点 得点 失点  
W杯出場歴
1 ギニア 8 2 2 1 9 5  
 
 
 
2 モロッコ 6 1 3 0 4 3
1970、86(ベスト16)、94、98
3 ボツワナ 6 2 0 3 5 10  
 
4 ケニア 6 2 0 1 6 5  
5 チュニジア 5 1 2 1 8 6
1978、98、2002
6 マラウイ 3 0 3 2 6 9  

*ケニアは3試合のみ、モロッコとチュニジアは4試合のみ終了、その他は5試合

政府がサッカー協会人事に介入したとして、ケニア代表が約2ヶ月間に渡って国際試合を禁止されていたために、チームによって試合数が異なるのがグループ5。そんなわけでギニアの首位は、文字通り「暫定」としか言いようがありません。ちなみに延期されたケニア戦2試合は、2005年に行われます。

さて、マイナス2試合ながら2ポイント差の4位というケニアの今後には大いに注目ですが、北アフリカ「マグレブ」組のモロッコとチュニジアの動向からも目が離せません。サッカーだけでなく文化・経済など全ての点で友好&ライバル関係にある両国が、W杯予選同組に入るのは史上6回目。この2ヵ国の競争が、いまだ見通しのつかない同組の順位争いを大いに盛り上げてくれることでしょう。

ちなみに2004年9月4日の直接対決@モロッコでは1-1と引き分けでした。次の直接対決は2005年10月7日@チュニジア。W杯予選、最終節です。

<関連リンク>

■ガイド記事2006年W杯予選のしくみ解説

FIFA World Cup.com(英語・ドイツ語・フランス語・スペイン語):FIFAの2006年W杯公式HP。アフリカ予選の様子はこちら

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