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サッカー色物語・第三話 レッドデビルス―赤い悪魔(3ページ目)

愛するチームに忠誠を誓い、そのカラーを身にまとうサポーターたち。今回スタジアムを染めるのは「赤」。その中でも「赤い悪魔」に迫ります。

執筆者:宮本 あさか


(2)最古の悪魔?~ベルギー代表

2002年W杯で日本代表と対戦したことで、この愛称もしっかり日本のサッカーファンに認識されましたね。ところが実はこのベルギー代表こそが、マンUよりも、ラグビークラブよりもはるかに古く、なんと現存している世界最古の赤い悪魔だったのです。

このあだ名の起源に関しては、いくつものHPで以下のように書かれています。これで間違いはなさそう。

1906年4月30日、オランダ対ベルギー戦@ロッテルダム。ベルギーサッカー協会機関誌「ラ・ヴィ・スポルティヴ(la Vie sportive)」記者のPierre Walckiersが、選手達を美しい「ディアブル=diables=悪魔」のようだった…と描写したことが全ての始まりです。

ちなみにベルギーはご存知、フランス語とフランドル語(フラマン語とも)という2つの公用語を持つ国です。そんなわけで、フランス語圏では「ディアブル・ルージュ(Diables Rouges)」と呼ばれ、フランドル語圏では「ローデ・ダイベルス(Rode Duivels)」と呼ばれているのです。


<参考資料>
ベルギーサッカー協会公式HP(フランス語・オランダ語・英語・ドイツ語):協会HPは、現在もラ・ヴィ・スポルティヴ誌を発行しているんですよ。



(3)赤の脅威、広がる~韓国代表サポーター

2002年、サッカー界を大いに揺るがしたのが赤いサポーター軍団でした。「Be the REDS!」Tシャツを着込み、「テーハミングック」と叫び、ソウルの街中を埋めたという…そう、韓国代表サポーターです。

さて、このお馴染「赤い悪魔=プルグンアンマ」の由来に関しては、きっちり紹介されているHPが沢山ありますので、そちらを参考にしてください。

<参考資料>

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