今でこそ全世界中でおなじみのゴールデンゴール。その発祥の地はなんと…、日本だった!
1993年 Jリーグ発足、Vゴール採用
→引き分け試合がファンの興味を減少させる点を配慮し、90分で勝負がつかない場合の延長Vゴール(ビクトリーゴール)制が導入される。
1995年 FIFAがゴールデンゴール採用を決定
→日本のVゴールを参考に、FIFAがゴールデンゴール採用を決定。理由は、フルタイム90分+延長30分戦った時の選手の疲労が大きすぎるため。また単純に、試合の行方を盛り上げるためである。
1996年 ユーロ96大会でゴールデンゴール初採用
1998年 フランスW杯でゴールデンゴール初採用
2002年 J2で延長廃止、J1も廃止の方向へ
→J2で延長ゴールデンゴール方式が完全に廃止される。また来季からJ1でもゴールデンゴールを廃止する見通しを、Jリーグチェアマンが正式発表。
2002年 UEFAがゴールデンゴール方式を変更
→UEFA管轄下の試合のみ、従来のゴールデンゴール方式に変更が加えられる
ちなみに以前からJリーグサポーターの間で物議をかもして来た「延長Vゴール方式」の廃止も、いよいよ現実になりそうな感じですね。そうすると、今後日本国内での「Vゴール」は、全試合ノックアウト方式の天皇杯と、各種大会の決勝戦などでのみ採用されることに。
<関連リンク>
◇Jリーグ公式サイト―「Jリーグ用語説明」の欄に「Vゴール方式」の説明があります