トラが寝ているときは、チャンスを待つ
動物園での撮影は、目当ての動物の動向に合わせて撮ることになります。訪ねたときにトラが寝ている場合もあります。今回撮影に行った時もトラは寝ているところでした。寝ているときも残念がる必要はありません。このときは寝顔を撮ることができます。しかし、その後はしばトラが起きるまで待つ必要があります。写真撮影では、シャッターチャンスを待つことも大事なポイントです。
目覚めた時もチャンスです。すぐに対応できるようにカメラを手にいつでも撮影ができるように準備しておきます。
寝ている場所が撮影位置から遠い場合は、ズームレンズの望遠を利用して撮りますが、望遠側になるほど手ぶれが起きやすくなります。手ぶれ防止機能があるカメラは設定をONにしておくとよいでしょう。手ぶれ防止機能がないカメラは、なるべくカメラが動かないように固定して撮るとぶれが少なくなります。
お休み中のトラ。寝ている姿も使える写真になるので撮っておきましょう |
「なんか外がうるさいな・・」と目覚めたところ。起きた瞬間も撮れるように常にスタンバイしておきます |
目がしっかり開いて見据えたところ。それにしてもすごい「眼力」です。迫力あります! |
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