写真撮影/ポートレートを撮る

記事が映える、仕事シーン撮影ガーデナー編

プロでなくとも広報誌やサイト記事用に働く人物を取材し撮る場合があります。職業にクローズアップした人物取材用の撮影ポイントをまとめてみました。的確な写真が撮れると記事がいっそう引き立ち映えます!

瀬川 陣市

執筆者:瀬川 陣市

写真撮影ガイド

広報誌や企業のウェブサイト、個人ブログなどでは、仕事をしている人物の写真を撮影して掲載する 需要が少なくありません。ある職業の人をクローズアップしてその周辺を撮影し、効果的に見る人に伝えるにはどのように撮影したらいいのか、そんなポイントをご紹介していきます。

職業にクローズアップさせて人物や周辺を取材するというテーマでの基本的な撮影パターンのひとつとしてご覧ください。

今回は、ガーデニング施工をするガーデナーをサンプルとして取り上げます。モデル役となっているのは、オールアバウト「花のある暮らし」ガイドの小島理恵さんです。

準備中、資料などを撮っておく

小島さんは、ガーデンデザイン、施工を独立して行っているプロのガーデナー。今回は、都内のある高級マンションのテラス施工工事をしているところを撮影させていただきました。

今回のような施工前後が目に見えるような職種の場合は、ピフォーアフターといったように仕事前と終わった後を撮っておくことは基本です。さらに、完成予想図などの資料などもあれば撮らせてもらい、誌面にて実際に出来上がった写真と比較して見せるのもいいでしょう。

もうひとつこの段階で撮り忘れてならないのが、準備中のシーン。ガーデナーの場合、 様々な道具や材料を持ち込みます。それを広げて準備をしているシーン、材料だけの写真もあってもいいと思います。

仕事に取り掛かる前段階もシャッターチャンスは豊富にあります。

ガーデナーを撮影
テラスの完成予想図。資料なども見せてもらえるなら撮っておくといいでしょう

ガーデナーを撮影
施工前の高級マンションのテラス。ピフォーアフターの比較写真を載せるには、元の写真を撮っておく必要があります

ガーデナーを撮影
仕事の準備をする小島さん。準備中のシーンも撮り忘れないように

ガーデナーを撮影
運び込まれた材料。仕事に使う機材や材料なども押さえておくといいでしょう


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