ルアーフィッシング/ルアーフィッシング関連情報

バスタックルを購入!買い物に出かけよう(2ページ目)

ブラックバスフィッシングのタックルは非常に種類が多く迷い勝ち。そこでこれから始める人向けにガイドのオススメを紹介します!

執筆者:中山 一弘

ハードルアー

たくさんのハードルアーの中から気に入ったものを選ぶのは大変。とりあえず最初はここにあるものを揃えておこう
ハードルアーはもっともブラックバスフィッシングを楽しんでいるという感じがするのでガイドが好むルアーのひとつ。いろいろな種類があるが、最初は水面を泡立たせバスを誘惑するポッパー、そして小魚をイミテートしたミノー、広範囲を探りやすいバイブレーション、ウィードレス効果が高くフラッシング効果でバスをひきつけるスピナーベイト、そして深いところを探りやすいクランクベイト、障害物に強いラバージグを何種類かずつ集めておこう。

お買い得品を選んでも結構な値段になってしまうので、最初はバイブレーションとクランクベイト、それにラバージグを数個ずつ買っておいて後から追加しいくようにしても構わない。カラーも悩むと思うが、とりあえずはチャートと呼ばれる蛍光色ベースのものと、自然の生き物っぽいカラーリングのナチュラルタイプがあればよいだろう。使い分けは濁りがキツイ場合はチャート、それ以外はナチュラルとアバウトに考えたほうがいまのところは結果に結びつくはず。ルアーのカラーについては、慣れてきてから大いに悩まされることになるので、今のうちはあまり深く考えずルアーに慣れておくことが先決だ。

それぞれ重さやサイズがあるが、ロッドバランスにあったものを購入しておこう。今回オススメしたロッドでいうと、7g~14gぐらいの中から選べば問題ない。

ソフトルアー

同じフォルムでもサイズやカラーによってバリエーションが非常に豊富なソフトルアー。最初はこの4タイプを用意しておこう。
ソフトルアーは食い渋りの状況や、バスがスレているときに効果的なルアーだ。リグによってはウィードレス効果を高められるので障害物周りで使うのにも最適。使い方次第で何のイミテーションでもこなせるので、ソフトルアーは近年のブラックバスフィッシングに欠かせない要素となっているのだ。

最初に用意しておきたいソフトルアーは、ミミズっぽいイメージのストレートワーム、エビ類をモチーフにしたクロー、そして丸まった尻尾が特長のカーリーテールグラブの3種類。サイズは、ストレートワームが3インチ~5インチ、クローは2.5インチ~4インチ、カリーテールグラブは3インチをメインに購入しておこう。カラーもたくさんあって迷うと思うが、とりあえずは茶系と黒系、オリーブを選んでおくと外れが少ない。地域によっては特定のカラーでしか反応しない、なんてこともあるので店員にオススメカラーを聞いておくのもよいだろう。

フック、シンカー、ジグヘッドなど

主にソフトルアーと組み合わせて使うフックやシンカー、ジグヘッドなどのアイテムは種類も豊富。全て揃えるのは難しいので使用したいソフトルアーとマッチングさせることが重要だ
ソフトルアーはそれ単体だとフックがついていないので用をなさない。そこで必要になるのがワームフックやジグヘッドだ。いろいろなリグが開発されているが、基本的に必要となるアイテムはそれほど多くはない。もっともオーソドックスなワームフック、そしてワッキーリグやダウンショットリグに使うショートシャンクフック、重りも必要なのでラインを中に通して使うシンカーと、ラインを挟むようにして使うスプリットショット、すでにフックとシンカーがセットされているジグヘッドも数種類用意しておこう。

サイズや重さの選択基準だが、これはワームや釣り場の水深、水底の様子に合わせるのが基本。詳しくは今後紹介してゆくが、ワームフックで2~4/0番、ショートシャンクフックは6~2番、ジグヘッドは2~7g、シンカーは3~7g、スプリットショットは1~3gぐらいまでを揃えておきたい。

全部集めるのが大変な場合は間を抜かして飛び番で購入してもよい。バランスが重要なので、まんべんなくどんな場合でも対応できるように準備しておくのがベストだ。

その他の必需品

プライヤーにハサミなど、小物類も重要。安くても良いから必ず身に付けて置けるようカールワイヤーやピニオンリールをセットしておくと便利だ
釣れたブラックバスからルアーを外すときや、フックやスプリットリング(ハードルアーのフックを取り付けているバネ輪)の交換に役立つプライヤー、それにラインをカットするハサミは絶対に必要なもののひとつだ。

そのほか、長時間の釣りや寒い時期にはグローブがあると便利。また、オカッパリにはウェストバッグやリュックなどがあるとタックルをコンパクトにできる。

ウェアに関しては特にないが、外で遊ぶのでレインウェアや帽子などは持っていたほうがよい。シューズも歩きやすいものを選んでおこう。また、日中ずっと釣りつづけるときには偏光グラスがあると健康によいのでオススメ。水質によっては水中の様子がよく分かるのでブラックバスの生態が観察できる。

ここで紹介したタックルを用意しておけば、釣り友達から急に誘われても慌る必要がなくなるはず。また、近所の野池から本格的なバスフィールドでのボート釣りまでカバーできる。あとは必要になったものから、順次揃えてゆけばよいのだ。高額なものもあるが、すばらしいファイトを楽しむためなので、がんばって予算を捻出してほしい。

次回はどうやってルアーやリグを結ぶテクニックを紹介します。実戦向けのノットを紹介しますので練習してください。お楽しみに!


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ルアー、フライ専門店のプロショップ吉見屋さん。ガイドがブラックバスタックルを購入するときはいつもここだ。大宮駅近くなので、ぜひ立ち寄ってほしい。
【取材協力】
プロショップ吉見屋

〒330-0845
埼玉県さいたま市大宮区仲町1-104 AKビル1F(Yahoo!地図情報ではココ。大宮駅そばです)
電話048-644-1133
FAX048-647-1600


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