ルアーフィッシング/ルアーフィッシング関連情報

楽しさ倍増!フライを巻いてみよう!その二(2ページ目)

今回はドライフライの基本パターンを覚えましょう。そろそろテクニックも必要になるので大変ですが、がんばってください!

執筆者:中山 一弘

エルクヘアカディスを巻く-2-

エルクヘアーの長さはフックの全長より少しはみ出る程度が基本だ。これも別に決まりではないのでいろいろと試してみるとよい
一度セットしたエルクヘアーが動かないように手を持ち替えてテールをつける要領でスレッドを2回転させる。スレッドでとめても指はまだ離さないようにする。
指を添えたままスレッドを引き絞るとこのようにブワっと膨らんだようになる。フライフィッシング用語ではこの状態を「フレア」と呼ぶので覚えておくこと。
フレアしたエルクヘアーを指で整える。後ろへ撫で付けるようにしてアイを露出させたら、この状態のままフィニッシュしておこう。
フレアしたエルクヘアーのあまりをカットすれば出来上がり。エルクヘアーカディスのもっともオーソドックスなパターンだ。

パラシュートを巻く-1-

パラシュートはポストと呼ばれる部分にハックルを取り付けるパターンになる。様々なドライフライに応用される技術なので是非習得してほしい。今回はちょっとフィニッシュが難しいパターンで、ポストに直接縛り付ける方法を紹介している。もっと、アイ寄りにポストを作る方法もあるが、あまり応用が効かないので面倒がらずにチャレンジしてほしい。

パラシュートに使うマテリアルはポストが追加されるだけで、スタンダードフライとそれほど変わらない。ポストには様々な素材が使われるが、中空の化繊が扱いやすいのでオススメ。あまり派手なカラーは魚に飽きられるのも早いので、自分の視力を考えてできるだけ地味な色を選ぶようにしよう。
下巻きをしてテールを取り付けるところまではスタンダードフライト同じなので省略。ポストはシャンクのアイ寄り1/3の辺りに取り付ける。ポストに使う素材は画像程度の太さの約半分を取り出しシャンクの真上に置き、中央をスレッドで2回転させ巻きとめる。両端を持ち上げ、タスキがけの要領でしっかりとシャンクに取り付けよう。
>>まだまだ続きます、タイイング講座!>>
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