フラワーアレンジメント/利用場面別フラワーデザイン

イースターを楽しもう!

春といえば、イースター(復活祭)ですね。日本では、まだまだなじみの浅いお祭りですが、春を祝うという気持ちから、キリスト教徒でなくても、イースターをお祝いする人が増えてきました。いつがイースターの日かというと、3月21日(春分の日)過ぎの満月後の、最初の日曜日がその日に当たります。今年は、4月15日だそうです。ですから、毎年イースターの日というのは変わるのですね。

大西 里美

執筆者:大西 里美

フラワーアレンジメントガイド

春といえば、イースター(復活祭)ですね。日本では、まだまだなじみの浅いお祭りですが、春を祝うという気持ちから、キリスト教徒でなくても、イースターをお祝いする人が増えてきました。いつがイースターの日かというと、3月21日(春分の日)過ぎの満月後の、最初の日曜日がその日に当たります。
今年は、4月15日だそうです。ですから、毎年イースターの日というのは変わっていくのですね。

 では、イースターを祝うアレンジはどんなものがあるのかというと、基本的にはフリーアレンジなので、自由に空想の世界を作り上げればよいのですが、花材として代表的なものに、イースターツリーとしての柳(ネコヤナギなどエッグの形をした花が付いてると可愛い)、イースタートランペットとしてのスイセン(元気なイメージの黄色いガーベラなども)、イースターリリーとしてのテッポウユリ、また、チューリップやクロッカス、ムスカリなどの球根花を使うのが一般的なようです。色は、エッグのホワイト、イエロー、春らしいやわらかいカラーを選びます。ですから、初春らしい青い花麦や桜など春を感じられる花材と、全体的に丸みを帯びた形のお花を選べば、自分だけのオリジナルイースターアレンジを楽しめるというわけです。


他に加える小物としては、新しい生命の象徴としてイースターエッグ(卵)、繁殖力の象徴としてイースターバニー(うさぎ)などを加えると、よりいっそう可愛いアレンジに仕上がりますね。特に、イースターエッグは、カラフルにペイントして楽しみたいものです。子供と一緒に楽しめる遊びですので、是非、たくさん作って楽しみましょう。エッグをアレンジに使う時は、花器として利用しても可愛いでしょうね。鳥の巣に見立てて、わらやモスなどで手作りし、周りをお花で飾ってもいいし、小枝を利用して、自然な感じのガーデニング風に仕上げても素敵です。イースターバニーは、ミニうさぎを手作りしてもいいし、モスなどをチキンワイヤー詰め込んだトピアリーなども良いですね。

こうして、イースターアレンジを楽しんだ後は、美味しいご馳走で復活祭をお祝いしましょう。子供達にはイースターエッグのチョコなんていかが?カラフルにペイントしたエッグは、ポプリなどを詰めて、お部屋にさりげなく飾るとオシャレです。エッグの口にも綺麗なレースなどでカバーすればちょっとしたプレゼントにもなるでしょう。

さあ、あなただけのオリジナルアレンジで、イースターを楽しみましょう。
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