STEP3:連想ゲームで周りをかためる
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ピンクから連想される色を配置 |
ポイント以外の色をスムーズに選ぶには、
ポイントの色から連想される色を考えてみます。たとえば
ポイントが青みのピンクだった場合には、ピンク、青、赤、白、紫が候補になります。ピンクは
ポイントそのものの色ですし、青・赤・白は
ポイントに混ざっている色、紫は
ポイントに混ざっている色からできる色です。
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ポイントのビーズに含まれる色でまとめた例 |
また、
ポイントに柄があったり、別の色がコーティングしてあれば、その色を使うとほぼ間違いなく合います。このように
ポイントを中心とした連想ゲームを展開すると、相性のよい色を簡単に見つけられます。
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色相環の向かい合う色が反対色 |
なお、黒・白・グレーなどの無彩色や、ブロンズ・シルバー・ゴールドなどジュエリーの素材として使われる色は、ほとんどの色と違和感なく合わせることができます。さらに、
ポイントから連想される色の反対色(上の例の場合は、青みのピンク⇔黄みの水色、青⇔オレンジ、赤⇔緑、紫⇔黄緑)は、ポイントの色を引き立ててくれる色です。1~2箇所に取り入れると、よいアクセントになります。
STEP4:トーンを意識して一体感を
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ポイント以外のトーンを統一しているので、たくさんの色を使ってもまとまる |
色には赤や青といった「色相=色み」のほかに、「明度=明るさ」や「彩度=鮮やかさ」も関わってきます。明度と彩度が同じグループをここでは
トーンと呼びます。同じ
トーンの中から選べば、たくさんの「色相」を使っても、全体的には統一感が出ます。
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色相はピンクと茶で統一し、トーンを変化させたパターン |
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反対色の青と黄色も、トーンがそろっていれば違和感がない |
逆に違う
トーンの中から選べば、たとえ「色相」が同じでもメリハリがつきます。 STEP2で決めた
ポイントと
似たトーンのビーズだけでまとめれば落ち着いた雰囲気になりますし、違う
トーンのビーズを取り入れればリズムが生まれます。
使う色が見えてきたら、 ビーズの特徴を知ってよりイメージに近づけましょう。 具体例は次のページで!