◆ 各地のビーズの歴史 ■ 中央ヨーロッパ ボヘミアとモラヴィア(現在のチェコとスロヴァキア)は良く知られたガラスビーズ地域です。 元来、ガーネット切削で有名なこの地域は、14世紀にベネティアから逃れてきた人々が住み着いたところで、現在はビーズセンター、ヤブロネクに拠点を置く国営組合が安価なクリスタルカットガラスやガラス細工製造を専門に行っています。 ババリアのニューガブロンツはヨーロッパのファンションジュエリーの主要地です。 1945年以降ズデーテン地方のドイツ人避難者やユダヤ人のガラスビーズ職人、金属工、切削工、研磨工などが、ヤブロネクからやってきてビジネスを始めたのがはじまりでした。 代理人が下請け職人からビーズを集め、押し型ビーズなども大きな工場で生産されています。 オーストリア、チロル地方のワッテンはスワロフスキークリスタルビーズの故郷です。 ■ アフリカ 最初、古代エジプト人により開発されたガラスビーズは、紀元前200年頃インドよりアラブ人の貿易商たちが、 アフリカに持ち入れ、”通商の風”ビーズと呼ばれました。 1680年以降、大量のヨーロッパビーズがアフリカに入りました。 ■ インド インドでは高価な材質、安価なイミテーション物にかかわらず、ビーズ宝飾がメインです。 ■ 日 本 日本は、真珠産業の中心の国です。ヨーロッパとのビーズ貿易の歴史はありませんが、独自ですばらしいガラスビーズなどを産出しています。 ■ 中 国 青銅時代よりビーズを作り、現在では世界中に中国のビーズは出まわっています。 以上、「ビーズロット」さんより転載させて頂きました。 ご協力、ありがとうございました。 【編集部おすすめの購入サイト】Amazonでビーズをチェック!楽天市場でビーズをチェック!前のページへ123※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。