文章:橋本 誠(All About「アート・美術展」旧ガイド)
十和田市現代美術館開館レセプションの様子 |
美術館やギャラリー、様々なアートイベントなど、多くの展覧会ではそのスタートに合わせて関係者を招待。オープニングレセプションと呼ばれるお祝い、おもてなしの場を用意しています。
大規模な展覧会では主催者からの挨拶やキュレーターなどによる概要説明にはじまり、来賓の方々の挨拶。現代アートの展覧会で作家が出席している場合は作家の紹介も行なわれます。そして乾杯の後にパーティーが行なわれるわけですが、小さな展覧会ではあえて大げさなセレモニーにはせず、パーティーだけが行われることが多いようです。
気軽に行けるギャラリーのオープニング
ギャラリーPOINT(恵比寿)でのオープニングの様子 |
このようなオーニングイベントの目的は、コレクターの方に作品を見てもらうためのおもてなしであったり、美術関係者にこの機会を次につなげてもらうためであったりします。そのため憧れの作家がすぐ近くにいてもなかなか忙しそうで、話かけるチャンスはないかもしれません。しかしなによりこういったイベントの一番のよろこびは、作品を見ながら直接作家に話を伺えることだと思います。
次のページでは、具体的に写真を交えながらご紹介しましょう。