シュルレアリスムと写真 痙攣する美
ウンボ「スリッパ」 1927-30年 |
現実のなかに存在するいわば強度の現実を捉えたもの、現実と繋がった世界として、またの名を超現実主義と言います。
彼らシュルレアリストたちは偶然性によって生まれた無意識の中に超現実の世界を表現しようと試みました。そうした中で写真とシュルレアリスムの関係はとても密接な関係にあったのです。
またシュルレアリスムは一つの思想としてだけでなく、純粋な視覚表現として広告やファッション写真の世界へとも広がりを見せていきます。
植田正治「コンポジション」 1937年 |
今回のようにシュルレアリスムを写真に特化して企画した展示としては、国内では初の大規模展となります。
展示でシュルレアリスムの世界をもっと知りたくなってしまった方にはシンポジウムなどトークイベントも目白押し。最後までその不思議な世界にどっぷりとつかるこができそうです。是非一度、足をお運びください。
【シュルレアリスムと写真 痙攣する美】
■会期 2008年3月15日(土)~5月6日(火・祝)
■会場 東京都写真美術館(東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内)
■開館時間
10:00~18:00(木・金曜日は20:00まで、入場は閉館30分前まで)
■休館日 月曜日(月曜が祝・祭日の場合開館し、翌火曜休館。5月5日・6日は開館)
■入場料
一般 700円
学生 600円
中高生・65歳以上 500円
■主催 (財)東京都歴史文化財団 東京都写真美術館
■助成 美術館連絡協議会
詳しくは東京都写真美術館 ホームページをご確認ください。
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