取手アートプロジェクト2006
一人前のいたずら──仕掛けられた取手
ヤノベケンジ「終末処理場」イメージ・ドローイング (C)2006 Kenji YANOBE |
今年はゲスト・プロデューサーに、野村誠(作曲家)、藤本由紀夫(サウンド・アーティスト)、ヤノベケンジ(現代美術家)の3人を迎え、「一人前のいたずら──仕掛けられた取手」を総合テーマとして、公募選出によるさまざまなプロジェクトを展開。
現代美術、音楽、演劇やパフォーマンスなど幅広いジャンルで全国から応募されたアイディアやプラン総数253件より最終選考された、総勢39組の企画参加者による作品が実現されます。
藤本由紀夫らの作品が展開される「旧取手宿本陣」 |
【主な会場】
- 旧戸頭終末処理場:
TAP2006の拠点となる取手市の旧汚水処理施設。ヤノベケンジ率いる「終末処理場プロジェクト」が、施設の部材・装置を使った巨大なオブジェ、街の風景を記録した映像インスタレーション、ライブパフォーマンスなど様々な作品やイベントを展開する。 - 旧取手宿本陣:
江戸時代に参勤交代の道中に宿泊や休息のために利用されていた宿。本陣の9つの部屋にそれぞれキーボードが置かれ、音を奏でる藤本由紀夫の作品《ROOM- honjin》などが展開される。 - 利根川サイクルステーション前:
駅から見える場所で風船を上げ、風船の両側につけたマイクで上空の音を聴く相澤和広によるダイナミックな作品《ふうせんサウンドプロジェクト「巨人の耳」》が展開される。
【取手アートプロジェクト2006「一人前のいたずら──仕掛けられた取手」】
■会期 2006年11月11日(土)~26日(日)の金・土・日・祝 ‐9日間‐
■会場 茨城県取手市内各所(旧戸頭終末処理場、宮ノ前ふれあい公園、旧取手宿本陣、キリンビアパーク取手、取手市立福祉会館など)
■開場時間 会場により異なる
■入場料 無料(一部イベント有料)
■問合せ 0297-72-0177(取手アートプロジェクト実施本部、受付は火・金13:00-17:00のみ)
■主催 取手アートプロジェクト実行委員会(取手市/東京芸術大学/アート取手/取手市教育委員会/取手市商工会/財団法人取手市文化事業団/茨城みなみ農業協同組合/取手美術作家展)/茨城県南地域「創造のまち」支援事業実行委員会(インターンシップ制度「TAP塾」)
■助成 文部科学省「現代的教育ニーズ」取組支援プログラム(サテライトギャラリー等)/財団法人地域創造
詳しくは取手アートプロジェクト ホームページにて。
いかがでしたでしょうか。11月も様々な展覧会が開催されます。ぜひ足を運んでみてください。
All About「アート・美術展」では、今後も様々な美術展・イベント情報をご紹介していきます。お楽しみに!
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