アート・美術展/アート・美術展関連情報

首都圏のギャラリー(1)(3ページ目)

ガイドおすすめのギャラリースペースを首都圏中心にご紹介。第1回は、谷中のスカイ・ザ・バスハウス、初台のワコウ・ワークス・オブ・アート、六本木のレントゲンヴェルケ、鎌倉の鎌倉画廊を取り上げます。

執筆者:橋本 誠

六本木の「ヴァイスフェルト」と那須の「藝術倉庫」

ヴァイスフェルト外観
「レントゲンヴェルケ」が運営するメイン・ギャラリー「ヴァイスフェルト」のエントランス
六本木の「ヴァイスフェルト」をメイン・ギャラリーとして運営する「レントゲンヴェルケ」は、1991年、東京・大田区の大森で「レントゲン藝術研究所」としてスタート。

ここでは「ワンナイト・エキシビション」と名付けられた、一夜だけの新人展や、評論家椹木野衣の初企画展、今では絶大な著名度を誇る村上隆、小沢剛、会田誠、飴屋法水といったアーティストによる展覧会などが開催されていたことで知られています。

藝術倉庫外観
コレクターの故小笠原年男氏により那須にオープン、現在はレントゲンヴェルケが運営をする「藝術倉庫」
後に数回の移転や改名を繰り返し、現在は六本木のコンプレックスビル(※)で「ヴァイスフェルト」を、栃木県の那須では夏季中心でオープンしている「藝術倉庫」を運営しています。
「タロウナスギャラリー」、4月に取り上げた「magical,ART ROOM」など、複数のギャラリーが入居する建物

コンセプトに「hyper technic」(超絶技巧)、「smooth surface」(平滑表面)、「cool beauty」(冷徹美学)を掲げ、独特の美学に基づいた観点でアーティストを紹介。あるがせいじ、内海聖史、山本修路など若手の日本人アーティストも多く扱っています。

ひと味違う現代アートが見たい、という方にはおすすめのスペースです。

<展覧会・イベントの予定>
《model432001》佐藤好彦
《model432001》2006年
mixed media
247.5×110×27.5cm
【佐藤好彦 展 「1:4:9」】
1968年生まれの佐藤好彦の個展。スタンリー・キューブリック監督のSF映画「2001年宇宙の旅」と、そこに登場する謎の物体「モノリス」が着想の原点となる大型の立体作品《Model 432001》一点のみの展覧会を開催中。

■会期  2006年5月12日(金)~6月10日(土)
 ※日、月、祝日休み
■時間  11:00~19:00
■会場  ヴァイスフェルト
■入場料 無料

【ワンナイト・クラブ・エキシビション「元服」】
大森・レントゲン藝術研究所オープンから数えて15周年を記念して、一夜限りのクラブ・エキシビションを開催!作品展示だけでなく、音楽ライブ/DJ、トークショウなどが行われるそうです。

■日時  2006年6月6日(木)18:30~23:30
■会場  Super Deluxe(東京都港区西麻布3-1-25-B1F)
■入場料 \2,000(1ドリンクつき)

詳しくはホームページにて。



【ヴァイスフェルト(レントゲンヴェルケ)】
■所在地  東京都港区六本木6-7-14コンプレックスビル北館3F
■電話番号 03-3475-0166
■アクセス 都営大江戸線、地下鉄日比谷線「六本木」駅より徒歩4分
■地図   Yahoo!地図情報

【藝術倉庫(レントゲンヴェルケ)】
■所在地  栃木県那須郡那須町大字高久丙3227-1
■電話番号 0287-77-0033
■アクセス JR「那須塩原」駅よりタクシーで約40分
        JR「黒磯駅」駅よりタクシーで約30分
 ※詳しくはホームページをご覧ください。
■地図   Yahoo!地図情報

最後のページは、鎌倉市鎌倉山の「鎌倉画廊」!
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