アート・美術展/アート・美術展関連情報

首都圏のギャラリー(1)(2ページ目)

ガイドおすすめのギャラリースペースを首都圏中心にご紹介。第1回は、谷中のスカイ・ザ・バスハウス、初台のワコウ・ワークス・オブ・アート、六本木のレントゲンヴェルケ、鎌倉の鎌倉画廊を取り上げます。

執筆者:橋本 誠

都心のオアシス、西新宿の「ワコウ・ワークス・オブ・アート」

ワコウ・ワークス・オブ・アート内観
新宿と初台の中間に位置する「ワコウ・ワークス・オブ・アート」
「ワコウ・ワークス・オブ・アート」(WAKO WORKS OF ART)は、初台の東京オペラシティから徒歩5分ほどの場所に位置しています。新宿駅からだと、15~20分ほど。ビジネス街と新宿西口公園を抜けて、ようやく都心の喧騒が落ち着いてきたあたりの地域です。

《Abstract Painting [890-5]》ゲルハルト・リヒター
《Abstract Painting [890-5]》ゲルハルト・リヒター/2004年/油彩/82x59cm(C)Gerhard RichterCourtesy of WAKO WORKS OF ART
ここでは、ヨーロッパの現代美術を中心に若手から巨匠まで、日本では紹介されていない重要なアーティストを積極的に紹介してきました。

ゲルハルト・リヒター、ヴォルフガンク・ティルマンス、リュック・タイマンスなど、今では美術通なら誰もが知るアーティストも早くから取り扱っています。他には平川典俊、フィオナ・タン、横溝静などの展覧会を開催してきました。

また、2002年より同じ建物内に新しいスペースを設け、日本の若い作家も紹介していけるよう環境を整えています。

都心で仕事の合間の気分転換に寄るのもよし、東京オペラシティアートギャラリーや隣のケンジタキギャラリーとはしごをするもよし。様々な楽しみ方ができそうです。

<展覧会の予定>
《Church》リュック・タイマンス
《Church》リュック・タイマンス/2006年/油彩/235.5x142cm(C)Luc TuymansCourtesy of WAKO WORKS OF ART
【リュック・タイマンス展 「Restoration」】
写真や映画などを元に作品を描くベルギー出身の作家、リュック・タイマンス展を開催中。「Jesuits(イエズス会)」をテーマにした最新のペインティング作品が紹介されている。

■会期  2006年5月12日(金)~7月1日(土)
 ※日、月、祝日休み
■時間  11:00~19:00
■入場料 無料

詳しくはホームページにて。


【ワコウ・ワークス・オブ・アート(WAKO WORKS OF ART)】
■所在地  東京都新宿区西新宿3-18-2-101・103
■電話番号 03-3821-1144
■URL    http://www.wako-art.jp/
■アクセス 新宿駅南口より徒歩15分、京王新線「初台」駅東口より徒歩5分
■地図   Yahoo!地図情報

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