男の夜遊び/バー&ラウンジ紹介

半個室バーが恋心を刺激する VOL.04

好評な「半個室バー」特集、第4弾は恵比寿『DEVA(ディーバ)』をご紹介! ともすれば通りすぎてしまうようなビルの上階。看板はなく、インターフォンを押して入店。夜景が望める半会員制カップルシートです。

大脇 克浩

執筆者:大脇 克浩

男の夜遊びガイド



摩天楼がふたりを誘う半会員制カップルシート
恵比寿『DEVA(ディーバ)』

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最近は指紋や静脈を認証して扉が開く、会員制バーが人気である。が、なんだか無闇に敷居を高くしているきらいがある。そこで知っておきたいのが、恵比寿『DEVA』に代表されるインターフォン系。ビルのエントランスでチャイムを鳴らすと、入り口の扉が解除される。隠れ家的なそこはかとない敷居の高さを保ちつつ、場所さえ分かればボタン一つで誰でも入れる気軽さがウケている。

「会員制ですと料金やら何やらでお客様を選んでしまう。女性も会員制と聞けば戸惑うことでしょう。なので今はインターフォンを押すシステムに。会員制が個室とすれば、ウチは半個室のようなプライベート感が保たれていると思います」(同店のオーナー)

エレベータで7階まで上がる。店内はカジュアルかつ洗練されたラウンジ風の空間で、隣の女性の顔がやっと見えるほど暗い。ゆっくり話せるボックスシートがあり、充実したバー、そして目指すカップルシートは3つ。心地よいスロージャズに誘われながらソファに沈めば、界隈の夜景が目前に浮かび上がるのである。

「あえて分かりにくい場所でスタートさせたため、そういった空間を愛する客層が集まってくる。雑誌やネットの派手な情報に惑わされることない、いわゆる本当の遊びを知っている人たちです。だから客層も幅広い。インターフォンは心地よい隠れ家として機能していると思います」(前同)。
心地よい隠れ家と夜景を求め、今日もエピキュリアンたちがこのバーへ密かに足を運んでいる。

2フロアぶち抜きの店内は、他にもラウンジ、個室、パーティルームと充実しておりまた、回遊可能。じっくり異性と向き合える夜を演出してくれるはずだ。
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