お金を借りるときは相談できる、そんな関係が基本
お金のことはオープンにはなせる夫婦関係作りを。そうすると、関係もおかねの管理もうまくいくでしょう。
家計を共にするものとして、収入、支出、借入などを含めてきちんと相談できなくては、良い家計管理ができません。
私のところの相談者も、夫には内緒の借金を抱えてくる方がいます。でも、内緒なのは浪費などのやましいことではなく、「頑張って働いているので、生活費が足りないとはいいにくかった」という思いやりが原因のケースも多々見受けます。
夫婦はお互いにお金のことなどで一人が悩まないように、オープンに相談していけるようになりたいものです。
貸金業者は、これからも主婦に貸してくれる?
総量規制導入を控え、貸金業者の17%が主婦への貸し出しを「取扱停止」としているそうです。利用の手続きが今までより複雑になるので、利用者が減ることなどを想定しているのだろう。「取り扱っている」「取り扱っていたが法改正で停止」と回答した業者が54%ほどいたが、総量規制導入後も「取り扱う」「取り扱う予定で検討中」と回答したのは15%強。
夫との借入上限の合算や、必要書類の増加などにより、専業主婦は貸金業者の顧客ターゲットからは外れていっているので、今後の借入は難しくなしそうですね。
<参考にしたアンケート>
日本貸金業協会「完全施行に向けた対応状況等に関するアンケート」
http://www.j-fsa.or.jp/doc/pdf/statistics/report/091124.pdf