今月は出費が重なってお金が足りない……。そんなときに便利なのが、お金の借り入れができるキャッシングです。ただし、あくまで借り入れなので、利用するときの注意点を知っておきたいもの。また、カードローンとの違いもおさえておく必要があります。詳しく紹介していきましょう。
 
キャッシングとは、クレジットカードでの現金を借り入れる機能

キャッシングとは、クレジットカードで現金を借り入れる機能




●目次
キャッシングとはいったい何?
カードローンとの違いは?
金利はカードローンのほうが低めなのが一般的
キャッシングとカードローンでは、金利手数料にも違いが
自分にあった借り方を検討すること
番外編・海外旅行中は、キャッシングでお得に外貨両替も
 

キャッシングとはいったい何?

クレジットカードを作るときには、買い物時に利用できる金額の上限の「ショッピング利用枠」のほか、現金を借りられる金額の上限の「キャッシング枠」を設定することができます。つまり、キャッシングとは、クレジットカードでの現金を借り入れる機能のこと。

利用方法は、銀行などの提携金融機関やコンビニATMの差し込み口に、クレジットカードを入れ、タッチパネルで操作することで、借り入れをすることができます。ほかにも、インターネットや電話で申し込み、指定口座に入金してもらうこともできます。

なお、返済方法は1回払いとリボ払いがありますが、選択できるケースが多くなっています。返済は、ショッピングと同様に口座引き落としが一般的です。また、キャッシングの場合は、海外のATMを利用して、現地通貨を借り入れできるのも特徴のひとつです。
 

カードローンとの違いは?

では、キャッシングと「カードローン」との違いは何でしょうか。

カードローンとは、銀行やノンバンクで発行される専用ローンカードで、現金を引き出すこと。最近テレビCMでよく見かけるのがこちらです。カードローンにはショッピング機能が付いてなく、あくまで現金借り入れ専用カードとなっています。カード会社の審査結果に応じた限度額の範囲で借り入れができます。借入限度額はキャッシングよりも高めに設定されています。

利用方法はキャッシングと同様に、提携金融機関やコンビニATMを利用したり、インターネットや電話で申し込んで、指定口座に入金してもらうことになります。返済方法は各社によって異なり、リボ払いを採用しているものが多くなっています。返済はATMからのカードローン口座への入金が一般的で、銀行カードローンの中には口座引き落としができるものもあります。

また、カードローンは海外では対応していないため、国内のみの利用となります。なおJCBでは、クレジットカードによるキャッシングと、カードローンの両方を扱っていて、返済方法はどちらも「1回払い」か「リボ払い」となっています。
 

金利はカードローンのほうが低めなのが一般的

クレジットカードでキャッシングをする際に覚えておきたいのが、「金利手数料がかかる」ということ。例えばクレジットカードで買い物をする場合、金利手数料が無料の一回払いを活用している人も多いと思いますが、キャッシングの場合、どの支払い方法を選んでも金利手数料がかかります。
 

キャッシングとカードローンでは、金利手数料にも違いが

●キャッシングの貸付利率例
JCBクレジットカード…15~18%
三菱UFJニコスカード…14.94~17.94%(一般カード) 
楽天カード…18%
 
●カードローンの貸付利率例
JCBカードローン「FAITH」…4.4~12.5%
三井住友銀行カードローン…4~14.5%
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」…1.8%~14.6%
 
このように、金利手数料はキャッシングのほうが高く、カードローンは低めになっています。いずれにしても各社で金利差があることから、自分が持っているクレジットカードのキャッシングの金利手数料を、事前に確認しておいたほうがいいでしょう。

また、キャッシングの場合、「キャッシング枠」は「ショッピング枠」に含まれているため、現金を借り入れた分、ショッピング枠の借り入れ上限額が減ってしまいます。近々、海外旅行に出かける予定があったり、高額な電化製品を買う予定がある場合などは、キャッシングの利用には注意しましょう。
 

自分にあった借り方を検討すること

このように、キャッシングとカードローンでは、さまざまな違いがあります。今まで頻繁にクレジットカードのキャッシング機能を使っていたという人は、金利面ではカードローンを利用したほうが有利です。

ただし、カードローンは、返済日までに返せないと通常よりも高い金利手数料が付いてしまうというデメリットもあります。カードローンの金利は日割り計算されるため、返済日数が短いほど金利手数料の負担が軽くて済みます。資金に余裕があったときなどに追加で返済(臨時返済)するなど、元本を減らしていく工夫が必要です。

いずれにしても、キャッシングもカードローンも、「一時的な借り入れ」と考えるほうが無難です。支出の無駄がないかなども確認し、家計を上手にやりくりすることを考えましょう。
 

番外編・海外旅行中は、キャッシングでお得に外貨両替も

キャッシングは高金利ですが、海外旅行をするときに、海外で外貨に両替する為替手数料を考えると、数万円をATMからキャッシングしてしまい、帰国後にATMですぐに返済するほうが手数料が安くすむ場合があります。このときは、あちこちにATMがあるなど、帰国後すぐに返済ができるクレジットカードを選んでください。


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