キャッシングとはいったい何?

キャッシングとは、クレジットカードでの現金を借り入れる機能のこと。クレジットカードを作るときには「ショッピング利用枠」と「キャッシング枠」の両方を設定することができます。ショッピング枠は割賦販売法という法律が適用されていて、キャッシングには通常、貸金業法が適用されています。同じクレジットカードでも審査は別々で、さらにキャッシングはクレジットカードの発行元からお金を借りることになるので、審査基準が厳しくなっています。
 
キャッシングの審査基準とは?

キャッシングの審査基準とは?

 

キャッシングの審査の第一関門は「属性」

では、キャッシングの審査基準はどのようになっているのでしょうか。キャッシングの審査では、「属性」と「信用情報」をもとに、お客にお金を貸し出せるかを決定しています。

1つ目の「属性」とは、申し込み時に入力または申込書に記入した、年齢や年収、勤務先、勤続年数、居住形態、家族構成など、申し込んだ本人の生活周りにまつわる情報のこと。これらの情報を参考にカード会社で「返済能力があるか」を判断します。

収入が高く、安定していれば返済能力が高いと判断されるので、審査の際に有利になります。また、勤続年数が長ければ「この収入が長く続く」と判断されるので、こちらも有利です。アルバイトでも勤続年数が長ければ、安定した収入があるとみなされて、審査に通る可能性は高くなります。

なお、働き盛りの年代は返済能力が高いとされているので、20歳以上をキャッシング審査の対象としているクレジットカード会社もあり、20歳未満や60歳代では審査基準が厳しくなる可能性があります。ただし60歳以上でも年金以外に安定した収入があれば審査は可能です。つまり、属性ではさまざまな情報を精査して、「お金を貸してもきちんと返せるか」を客観的に判断しているのです。
 

審査で何より重視されるのが「信用情報」

キャッシング審査の次の関門が「信用情報」です。信用情報とは、本人が借り入れたクレジットカードやローンなどの利用履歴のこと。「信用情報機関」が管理している信用情報には、個人のクレジットやローンなどの契約内容や返済・支払状況、利用残高などに関する情報が記録されています。なお、信用情報には携帯電話の分割払いやリース契約、奨学金の返済なども含まれます。

つまり、新たにクレジットカードを作る際には、クレジットカード会社が信用情報を確認して、きちんと返済できるかを判断するのです。もし過去にキャッシングを利用して、返済がたびたび遅れたなどの問題がある場合は、審査に通ることは厳しくなってしまいます。信用情報は信用情報機関に申し込めば取り寄せることができるので、心配な人は取り寄せてみるといいでしょう。

また、クレジットカードのキャッシングは「総量規制」が適用され、年収の3分の1以上の金額を借り入れすることができません。現在のクレジットやローンの借入金額、年収をもとに、キャッシング可能な金額が決まってくると考えるといいでしょう。ただし、住宅ローンや銀行からの借り入れは、総量規制の対象外となっています。
 

最後の審査チェックは在籍確認

「属性」と「信用情報」で審査をクリアすると、最後に在籍確認が行われます。これは、勤務先に電話をかけて、本人が職場に在籍しているかをチェックするもの。もし何度電話をかけてもつながらなかったり、社員数が多すぎて在籍確認がスムーズに行われなかった場合は、審査に落ちてしまうこともあるので注意が必要です。

なお、キャッシングの審査日数は、1週間~10日かかると考えておくといいでしょう。クレジットカードによっては翌営業日までに完了するところもあるようです。

急な出費が重なったときには、キャッシングは便利な機能です。ただし、借金には変わりありませんので、「一時的な借り入れ」と考えて、早めの返済を心がけましょう。
 
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