MY目隠し持参で外食するようになれば、面白い
うまく箸で掴めず、料理はバラバラ。二人ともシビレを切らし、手掴みで食べることに |
大脇:
で、こういうイベントがあります、と。じゃあ、このイベントはどんな時に使えばいいのかな。
ヒロコ:
みんなで鍋パーティする感覚かな。合コンとかでも楽しいかも。
教授:
合コンで女のコだけ目隠ししてて、男が食べさせるっていうのは良いよね。
ヒロコ:
うんうん。男女のペアを作って、二人羽織的な。王様ゲームみたいにイヤらしいヤツじゃなくて、こういうゲームなら嬉しいかも。
大脇:
世の男子を代弁して言わせてもらえば、みんな目隠しして、何やってもいいっていうルールだったら最高なんだけどね(笑)。
教授:
ヤバイ、ヤバイ。お店じゃできないから(笑)。
大脇:
目隠しして男子から食べさせられるっていうのは、女のコにとってはどうなの?
ヒロコ:
アリだと思う。それに男子が食べているのを見るのも楽しいかも。大脇さんが食べているのを見ていて楽しかったし(笑)。
大脇:
ヒロコ嬢に「アボカドだよ」ってアーンされて、僕が「コレ、アボカドじゃないな」って言ったじゃん。その時みんなシーンとなって、明らかに周りの空気が変わったんだよね。それでよーく噛みしめてみると、アボカドだって分かった。目隠ししてると、周りの空気を肌で感じられるようになるね。
ヒロコ:
そうそう、空気読めるようになる。
大脇:
目隠しすることで社会的マナーも養えると。
教授:
要は"ビリーズ・ブートキャンプ"と一緒ですよ。アレは普段使わない筋肉を鍛えるからシェイプする。だから人間が持っている五感の中で、普段の生活では鍛えられない五感ってあるわけですよ。
ヒロコ:
あっ、そういえば、目隠しして食べると直ぐにお腹がいっぱいになるような気がした。だからダイエットにもいいかも。
大脇:
うん。目隠しで視覚を強制的に奪うことによって、他が視覚を補おうとするよね。だから空気の読める大人になれると思うし、それによく噛んで食べるから満腹感が得られやすい。"目隠し・フードキャンプ"というか。
教授:
ワハハハ! "目隠し・フードキャンプ"!
大脇:
今、エコとかロハスとかで外食でも自分のMY箸で食べる人っているじゃない。それと一緒で、みんながMY目隠しを持って食べるようになれば面白いよね。食の有り難みが増すし、それこそダイエットにも効くんだから。
教授:
確かに食に対する人生感は変わった。今回の体験によって普段の食事でも味に対して考えながら食べてみようと思ったし、それに目隠しを1年ぐらい続ければ、彦麻呂さんみたいにメシのスペシャリストになれるかもしれない。
大脇:
食のIT革命や〜! まあ、教授は目隠ししたところで彦麻呂にはなれないと思うけどね(笑)。