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「男の隠れ家」NOW!(前編)(2ページ目)

「隠れ家」と聞いて、みなさんはどんな場所をイメージするだろうか。看板のないバー? 文豪が愛した温泉宿? そもそも「隠れ家」って何? そんな疑問を解決すべく「男の隠れ家」編集長に聞いてみました!

大脇 克浩

執筆者:大脇 克浩

男の夜遊びガイド

自分が自分を取り戻せる場所をイメージ


画像の代替テキスト
発行:あいであらいふ
定価:680円
発行日:毎月27日
発行部数:15万部
読者層30~60代

ガイド:
表紙のキャッチで買ってる人が多そうですよね。

新井:
うん、先月が「男の会話術」で、今月が「男がはまるバイクの魅力」だからね。とても同じ人が買ってるとは思えないですよね? 

ガイド:
そうですね。やっぱり毎号読者が違うんですか?

新井:
違うねぇ、買うのは男っていうのはハッキリしてるけど。タイトルに「男の……」って付いてるくらいだし。でも買った人たちが家に持ち帰って、恋人や奥さんが見て、その人たちがアンケートハガキを送ってくれたりするんだよね。毎月何枚くらいハガキの返りがあるかって? 1,000~2,000枚ぐらいは来るのかなぁ。

ガイド:
2,000枚! それは大変励みになりますね。

新井:
うん。なかなかキツイことも書かれるけどね。企画案はハガキも参考にするけど、編集部員のやりたいことをやるようにしている。

ガイド:
まずは自分たちが楽しむことが重要だと。

新井:
うん、その方が読んでて楽しいと思うしね。

ガイド:
編集部は何人ですか?

新井:
オレ入れて5人かな。

ガイド:
けっこう少人数なんですね。

新井:
だから毎月いっぱいいっぱい。それで毎号毎号テーマを変えてるから、自分たちの好きな分野だけやってるってわけじゃない。でも本は作らなきゃいけないから、もうそれこそ毎号毎号が勉強。実際バイクの免許持ってるのなんてオレしかいないしね(笑)。

ガイド:
編集者が楽しんだり、勉強したり試行錯誤してる姿がそのまま誌面に反映されてるわけですね。ところで新井さんが描いている「男の隠れ家」って何ですか?

新井:
うーん、文字面からすると書斎とかバーとか、そういうイメージしない?

ガイド:
しますね、モロに。髭を蓄えた40過ぎのオヤジがオーセンティック・バーでグラスを傾けている姿を(笑)。

新井:
でもね、オレは場所には拘らないで作ろうとしてるの。というのは、人それぞれホッとする場所って違うじゃない。ある人はバーかもしれないし、北海道の広大な大地かもしれないし、それぞれ違うと思うんだ。
だから隠れ家をもっと広い意味で捉えてるね。要するに器じゃなくて、ココロがホッとする場所、自分が自分を取り戻せる場所っていうのをイメージしてるんだ。

ガイド:
自分が自分を取り戻せる場所! アルコールを受けつけない人もいるワケですからね。

新井:
そうそう。自分にとって居心地のいい所が「隠れ家」だよね。
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