本ページは、クリスマス映画の古典3本から。
大人のメルヘン『素晴らしき哉、人生!』
挫折つづきの主人公の見る光とは?『素晴らしき哉、人生!』 |
世界一周旅行を夢見ていた男ジョージは、金融会社と工場経営で成功した父親の死を境に、人生に絶望し、自殺しようとしたのですが二級天使に助けられます。もしジョージが死んでしまったら、その後はどうなるのかを幻で見せるのです。ジョージの生まれて来なかった幻の世界は人情も道徳もない幻滅の世界だったのです。ジョージはたまらなくなって元の世界へ戻してくれと絶叫!再び現実に戻ったジョージは、クリスマス・イヴの祝いを待つ我が家に駆け戻るのでした。
[作品情報]
・1946年/アメリカ映画/上映時間:130min
・監督:フランク・キャプラ
・出演:ジェームズ・スチュワート、ドナ・リード、ライオネル・バリモア
夢を信じることのすばらしさ『三十四丁目の奇蹟』
何度もリメイクされたクリスマス映画の定番『三十四丁目の奇蹟』 |
1994年にはリメイク版・リチャード・アッテンボロー主演の『34丁目の奇跡』が作られました。
[作品情報]
・1947年/アメリカ映画/上映時間:96min
・監督:ジョージ・シートン
・出演:エドマンド・グウェン、モーリン・オハラ、ジョン・ペイン、ナタリー・ウッド
心暖まるあの名曲が雪降る舞台で『ホワイト・クリスマス』
ヴィスタビジョンの第1回作品『ホワイト・クリスマス』 |
途中、恋愛のドタバタがあったり、アーヴィン・バークリンの14曲のナンバーが投入されたりと大人がニヤリとする楽しい名編。主題曲「ホワイト・クリスマス」はあまりにも有名ですね。
[作品情報]
・1954年/アメリカ映画/上映時間:120min
・監督:マイケル・カーティス
・出演:ビング・クロスビー、ダニー・ケイ、ローズマリー・クルーニー
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