映画/映画関連情報

疲れた心に効く映画(2ページ目)

格差社会、成果・拝金主義にデジタル化!日々のニュースをみても、現代はまさにストレス社会ですね。心身ともに疲れた時、ゆったりとした癒しの映画を観ませんか?

執筆者:中野 豊

ほのぼのとしたキャラクターで癒すアニメーション 
『となりのトトロ』、『ぼのぼの クモモの木のこと』

となりのトトロ
宮崎駿の最高傑作『となりのトトロ』
昭和30年代の埼玉県の所沢市を舞台とした『となりのトトロ』は、子供だけに見える世界を描いたファンタジー映画です。現在のようなせせこましくない村の様子や、大きくて力持ちのトトロ、猫バス、まっくろくろすけを子供の心で観たい映画です。メイちゃんがお母さんに会いに行こうとして迷子になり、村中が心配して探す件は人と人との触れ合いの強さに感極まります。昭和30年代ブームの火付け役は、実はこの『となりのトトロ』かもしれませんね。

【作品情報】
・1988年/日本映画/上映時間:88min/監督:宮崎駿/声の出演:日高のり子、坂本千夏、糸井重里、島本須美、北林谷栄、高木均


ぼのぼの クモモの木のこと
元祖癒し系キャラクター『ぼのぼの クモモの木のこと』
1986年の連載から圧倒的支持を得た元祖癒し系コミックの「ぼのぼの」の映画化が『ぼのぼの クモモの木のこと』で、CGで創り込んだふわふわフカフカ感の主人公「ぼのぼのちゃん」を触りたぁ~い。物語は、第一部:「コゲトリ虫がいなくなった」。第二部:「ヘソガエルのヘソが消えた!」。第三部:「ポポくんの秘密」。第四部:「クモモの枝が折られた!」。第五部:「ポポくんはどこに!」の五部構成です。

登場人物(動物)の中でも、ぼのぼのちゃんのお友達の「シマリスくん」が可愛いのなんのって……。一度声を聞いて欲しいです。子供騙しと思わないでご覧ください。この可愛さには大人もノックアウト間違いなしです。

【作品情報】
・2002年/日本映画/上映時間:61min/監督:クマガイコウキ/原作:いがらしみきお/声の出演:上村祐翔、吉田小南美、山口勝平、小桜エツ子、道平陽子、森本レオ、立川談志


その他、ほのぼのキャラクターで癒すアニメーション映画でオススメは『スノーマン』、ディズニーから『モンスターズ・インク』、『わんわん物語』、『バンビ』、『くまのプーさん ザ・ムービー/はじめまして、ランピー』などいかがでしょうか。お子様向き?と思いきや大人が観てもニンマリです。


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