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もう一度観たい!70年代の名作映画ベスト5(2ページ目)

30年にも及んだベトナム戦争が終結した70年代!団塊世代の青春真っ只中の70年代!そしてハリウッド映画復活の70年代から、もう一度観たい名作映画ベスト5を。

執筆者:中野 豊

アメリカの恥部、ベトナム戦争を見詰めた
第3位:『ディア・ハンター』

ディア・ハンター
アカデミー作品賞に輝く『ディア・ハンター』
長い間ハリウッドのタブーと言われていたベトナム戦争を真正面から捉えた衝撃の一篇で、『タクシー・ドライバー』に続いてロバート・デ・ニーロの主演作品です。ベトナム戦争映画は翌年に製作された『地獄の黙示録』と双璧ですが、よりドラマチックなこちらを紹介します。

前半のペンシルバニアの青春群像ドラマと、後半のベトナムの戦場との対比に天国と地獄を見せます。「ロシアン・ルーレット」のシーンは多くの観客に衝撃を与えたことでしょう。本格的にベトナム戦争を最初に見せた、最も心に残る戦争映画の一本です。

・1978年/アメリカ映画
・上映時間:183min
・監督:マイケル・チミノ
・出演:ロバート・デ・ニーロ、クリストファー・ウォーケン、ジョン・サヴェージ、ジョン・カザール、メリル・ストリープ

映画界の寵児スピルバーグの革新的SF映画
第2位:『未知との遭遇』

未知との遭遇
SF映画のその後を変えた『未知との遭遇』
70年代に現れた監督の中で今最も有名で影響力をもった監督になったのが、本作が劇場用映画3作目(日本で劇場公開された『激突!』はTVムービーです)のスティーヴン・スピルバーグです。奇しくも『スター・ウォーズ』も同年に創られ、当時は「『未知との遭遇』派か『スター・ウォーズ』派」かと映画ファンの間でも話題となりました。このSF二超大作のヒットにより、『スーパーマン』や『エイリアン』シリーズへ繋がったと言ってもいいでしょう。現在のハリウッド映画に最も影響を与えたクリエイターがスピルバーグ監督であるのは疑いようもありません。

本作は、今人類が抱えている様々な争いを飛び越えた「宇宙平和」を謳った作品で、80年代の『E.T.』に繋がります。シャンデリアのようなUFOが現れる終盤には、敬虔な気分にさえさせられます。

・1977年/アメリカ映画
・上映時間:135min
・監督:スティーヴン・スピルバーグ
・出演:リチャード・ドレイファス、フランソワ・トリュフォー、テリー・ガー

次ページは、いよいよ70年代の第1位です。
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