第二次世界大戦時に実際にあった“ヒトラー暗殺計画”=ワルキューレ作戦を題材にした映画『ワルキューレ』(3月20日公開)で新境地を見せたトム・クルーズが来日し、都内のホテルで会見を行いました。その模様を逸早く、お届します! 爆撃によって失った左目をアイパッチで覆う実在のドイツ軍人シュタウフェンベルク大佐に扮したトム・クルーズ。祖国を愛する誇り高き将校であるがゆえにヒトラー独裁政権に疑問を持ち、その崩壊を画策する反乱組織の首謀者といった役どころ。「実在の人物を演じたのは『7月4日に生まれて』以来、2度目のこと。大佐に関する書籍に目を通し、時代背景などリサーチしました。アイパッチでの演技はバランスが取りにくく慣れるまでに時間がかかりました。それにカメラの位置を決めるのも大変でした。ですが、映画的にはアイパッチ姿はクールだと思います」 これまでの「正義のヒーロー」とは一線を画す、全く新しいトム・クルーズの姿がそこにある。「ナチの中にもヒトラーに賛同しない人がいたことを知りました。歴史の中にはまだまだ知らない部分があるでしょう。彼のとった犠牲をともなう信条や生き方は、大変誇りに思えます。そしてそれは、日本の“サムライ”にも通じるものがあります。彼の愛国心と家庭・家族を大切にする思いは最も共感できるところ」と強調した。 今回は、家族(妻で女優のケイティ・ホームズと娘のスリちゃん)を伴っての来日ということもあってか「昨日は終日オフで日比谷公園へ行った。娘は日本の子どもたちと一緒に楽しそうに遊んでいた」とパパの顔ものぞかせた。 トム・クルーズ『ワルキューレ』来日会見へ続く。写真もたっぷり
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[VALKYRIE]Tokyo Press Conference
『ワルキューレ』[VALKYRIE] |
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