映画/映画関連情報

『ハンニバル・ライジング』来日会見

4/21~公開中の『ハンニバル・ライジング』。その来日会見場にレクター博士の特製「脳みそスイーツ」が用意された!そのお味は……。主演ギャスパーの魅力にクラクラです【来日オリジナル写真掲載】

執筆者:南 樹里

『ハンニバル・ライジング』
ギャスパー・ウリエルら来日会見

『ハンニバル・ライジング』来日会見

『ハンニバル・ライジング』来日会見

フランス映画界のプリンスって感じのギャスパー・ウリエル。前回の来日よりも放つオーラが増してます。(写真下は)指差しポーズで決めるプロデューサー、ウリエル、監督。
『ハンニバル・ライジング』は、これまで明かされることのなかったレクター博士の過去「誕生の謎」を描いた、トマス・ハリス原作シリーズ最新作。

レクター博士の頭脳にあるバーチャルな空間「記憶の宮殿」をイメージした会見場。主演のギャスパー・ウリエルを始め、監督のピーター・ウェーバー、『ハンニバル』以来、本シリーズのプロデューサーを務める、マーサ・デ・ラウレンティスが来日し、記者会見に登壇しました。

名優アンソニー・ホプキンスの地位を不動のものにした大役ハンニバル・レクター。その志を継ぐ若き日のレクター役に抜擢されたのは、『ロング・エンゲージメント』のギャスパー・ウリエル。端整なマスク、謎めいたオーラを漂わせる存在感は、まさにこの役を演じるに相応しい逸材と評されています。

★ギャスパー・ウリエル(主演)
日本語で「こんにちは!」と発したギャスパー。イケメン・オーラ(って、どんなオーラだ?! と思われるかもしれませんが、間近に見ればわかるはず)は、ますますパワーアップ。今はフランス語の作品が中心だろうけど、今後はどんどん英語作に出演を期待している。「『ハンニバル・ライジング』は、今までのキャリアの中で、一番の作品です。また、こんなに素晴らしい演出の会見は初めてです。とても気に入りました。日本へは、今回5回目で大好きな国です」。

そもそも、「ハンニバル・レクター」 は、トマス・ハリスが生み出した世界で最も有名な連続殺人鬼。本作では、これまで決して語られることのなかったレクター博士誕生の謎が描かれ、その特異な人格形成に日本が影響していたという衝撃の事実も明かされます。「前作までのレクターをレシピに取り入れ、ちょっと違うテイストで自由に演技しました。役柄はダークな感じでしょうが、それは演技です。日常生活に持ち込むことは、僕の場合ありません」。会見終了時には「アリガトウ」「オツカレサマ」とまたまた日本語で叫んでいましたよ。

会場には、ハンニバル特製の「脳スイーツ」も

『ハンニバル・ライジング』来日会見

これがマロンクリームでつくられた脳(みそ)スイーツ。美味でした

★ピーター・ウェーバー監督
同じく日本語で「こんにちは」とあいさつする監督。その優しさがにじみでるような笑顔がとても印象的。
「日本に来ることができ、とても嬉しいです。ギャスパーと違って、初めての来日ですが、私は日本のファンで黒澤監督や、小津監督がとても好きです。本日は会場に「脳スイーツ」をご用意しているようです(笑)。お楽しみいただけましたか?」と印象どおりのスマートな口調。

アンソニー・ホプキンスによる強烈なイメージをもつキャラクターを演じたギャスパー・ウリエル。そのことに対して「ギャスパーが演じたことで、ハンニバル・レクターにフレッシュな魅力をもたらしてくれました」。

★マーサ・デ・ラウレンティス
やはり、 日本語で「こんにちは」と述べるのは、プロデューサーのマーサ。女優さんといっても過言でない美貌のプロデューサー。しかもスタイルもめちゃくちゃいい!
「とてもファンタスティックなイベントを用意していただき、ありがとうございます。今回は3回目の来日です。このシリーズの『ハンニバル』、そして『レッド・ドラゴン』では、エドワード・ノートンとブレット・ラトナー監督と来ました。今回は『ハンニバル・ライジング』主演のギャスパーを紹介すべく、ピーターと来日しました」。

本作を見たら、もっと知りたくなるはず。それについては、原作者の「トマス(・ハリス)次第ね」とマーサが代表で答えてくれました。さてさて、どうなるのでしょうか。でもね、「秘密」って秘密だから、魅力があり……ってちょっと思っちゃいます。でも、レクターの成り立ちは、やっぱり知りたい! 見てみたい!デス。次回は、ギャスパーとアンソニー・ホプキンスの境目を映像化してください。

『ハンニバル・ライジング』来日会見

『ハンニバル・ライジング』来日会見『ハンニバルライジング』 [Hannibal Rising]
2007年4月21日[土]より日劇PLEXほか全国ロードショー
監督:ピーター・ウェバー 『真珠の耳飾りの少女』
原作・脚本:トマス・ハリス「レッド・ドラゴン」「羊たちの沈黙」「ハンニバル」
出演:ギャスパー・ウリエル、コン・リー
2007年/アメリカ/東宝東和配給
公式サイト:http://www.hannibal-rising.jp/

※著作権は撮影者・南樹里及びオールアバウトに帰属します。
※記事・画像の使用は、版権を有する映画配給会社等の許諾を得て掲載しています。
※記事・画像の使用・転載は、営利・非営利を問わず禁止です。
※リンクは、大歓迎です。詳細は右上の▲リンクをご覧下さい。
※Photos(c) Julie Minami - All Rights Reserved. Use is restricted to this website in promotion of "Hannibal Rising"

[Hannibal Rising] Tokyo Press Conference

映画・来日・ニュース・イベント
2007年GW公開の映画カレンダー
『ハンニバル・ライジング』の上映時間を調べる

『映画』トップページへ戻る
  • 1
  • 2
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます