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『夜のピクニック』石田卓也インタビュー(2ページ目)

9/30[土]~『夜のピクニック』石田卓也氏に単独直撃インタビュー!! ジュノン・スーパーボーイ⇒キネ旬新人賞を受賞⇒第2回本屋大賞受賞作が原作の映画に出演のラッキーボーイ?!に接近【大判写真掲載】

執筆者:南 樹里

『夜のピクニック』石田卓也さん単独直撃インタビュー【1】

『夜のピクニック』石田卓也さん単独直撃インタビュー
役員室でのインタビューでみせた1コマ。公式サイトに日記[ブログ]あり。
第2回本屋大賞に輝く小説「夜のピクニック」が映画になりました。
24時間で80キロ歩くというある高校の伝統行事を舞台に、主人公の秘密、友情、愛情を深く見つめてゆく、涙と感動の青春物語。
同作で西脇融を演じた映画界期待の新星・石田卓也さんにお話を伺いました。



80キロという未知の距離を実際に歩くことによって、それがどのように演技につながっていくのか楽しみです」と製作発表時にはコメントしていた石田さんに役へのアプローチから話してもらいました。


『夜のピクニック』石田卓也さん単独直撃インタビューこれまで演じてきたのは、「アクションとか、正義感の強い青年の役、悩み多き少年とかが多いです。恋愛映画もやってみたいと思いますが、どちらかといえば弱いところを持っている人物を演じるのが好きなので、今までの役は気にいっています」。


本を読んでから原作を読みました。実は、最初は原作者の恩田さんを女性だと知らず男性だと思って読んでいました(笑)。僕は、本を読むときって疑問を持つほうなんです。だから融や貴子の態度に仲良くというか、普通に接すればいいじゃないかと思いました」。
そこから西脇融という人物を考えていったそうです。


「西脇融は、繊細だから気にしちゃうんだと思うんです。不器用だし、人見知りだし。人を近寄らせないオーラみたいなのがあって。僕の中学生時代も同じで人を近寄らせないオーラを発していました。だから役に入りやすかったです」



10代後半って多感な時期は、とがっちゃうもの


学の時は、自分もとがっていました。不満もあったし、周囲にも「近寄り難い」って言われて……。今は「丸くなった」って友人に言われます。かわった理由は……大人になったからだと思います(笑)」。


『夜のピクニック』石田卓也インタビュー

『夜のピクニック』ストーリー

1000人一緒に24時間夜を徹して、80キロを歩く伝統行事「歩行祭」。
今年で最後の歩行祭を迎える甲田貴子(多部未華子)は、密かに賭けをしようと思っていた。
それは、一度も話したことのないクラスメイトの西脇融(石田卓也)に話しかけるということ。
そんな簡単なことが出来ない、親友にも言えない、特別な秘密が二人にはあった。
今年で最後の歩行祭だから、特別な日だから、賭けをするのは今日しかない。
秘密の賭けを胸に秘め、貴子の80キロが、今、始まる…。

※本屋大賞:第1回は「博士の愛した数式」。第3回は「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」。

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