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2006春夏ホラー☆コレクション(8ページ目)

2006春夏はホラー映画が続々と公開されます。B級、ゲテモノ、アクション、心理……といい感じにズラリと揃っています。一足早い『ゾ・ゾ~ッと』を楽しんでみては、いかがでしょうか。

執筆者:南 樹里

『猫目小僧』(2005)[NEKOME KOZO]

『猫目小僧』(2005)[NEKOME KOZO]

『猫目小僧』(2005)[NEKOME KOZO]

『猫目小僧』(2005)[NEKOME KOZO]
(C) 2005 楳図かずお・小学館/アートポート・松竹

ボクが必ず守ってみせる!楳図かずおによるダークヒーロー<猫目小僧>が映画化

【ストーリー】
東京から引越ししてきた父と弟の三人家族の藤崎まゆか(石田未来)は、家事一切をきりもりしている。美しい顔立ちではあったが、左頬にアザがあることから内気な性格であり、転校した学校でも、なかなか馴染めずにいた。学校の先輩、雄次(戴寧龍二)に恋心を抱くまゆか。そのまゆかに恋したのは猫目小僧だった。その頃、長年の封印が解かれ、怪人ギョロリが村民を襲うように。「犯人はギョロリと光る目」を持っていたという証言から、犯人扱いされた猫目小僧は……。

【トリビア】
+[猫目小僧]は、300年に1度しか生まれない猫又の子。人間に近い風貌のため、妖怪の世界にいられなくなった哀しい運命の持ち主
+1967年に誕生、1976年「妖怪伝猫目小僧」としてテレビアニメ化
+奈良県生まれ、和歌山育ち(※原作者の楳図かずお氏は、和歌山県生まれ、奈良県育ち、だそう)

【感想】漫画家デビュー50周年の楳図かずお氏。ゲキメーションの「妖怪伝猫目小僧」見ていましたから、猫目クンのビジュアルに懐かしさを感じて、いそいそと出かけました。今回の実写版では、足はしっかり猫目クン仕様、そしてふっくらした猫目クンでした。妖怪の登場で、村はパニック状態になります、が、どちらかといえば、笑えるつくりなので、ホラー・コメディと書かせてもらいます。「妖怪伝猫目小僧」世代と、石田未来さんファンには、特にオススメします。余談ですが、この日は、南の並びの座席に石田未来さんが、そして南の斜め後ろに井口監督が着席されていました。最初こそ、うわーという感じでしたけど、観ているうちに話に夢中になってしまい忘れてました。ホホ。[2006/4]

『猫目小僧』
[NEKOME KOZO]
2006年6月10日[土]~ユーロスペースにてロードショー
監督:井口昇『楳図かずお恐怖劇場 まだらの少女』
出演:石田未来、田口浩正、竹中直人ほか
2005年/日本/1時間44分/アートポート配給
公式サイト:http://www.nekomekozo.jp/
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