『チャーリーとチョコレート工場』を観ました
さぁ、世界一オカシな工場見学へ!!
『チャーリーとチョコレート工場』(2005)[CHARLIE AND THE CHOCOLATE FACTORY]34ヶ国で翻訳され、全世界で1500万部以上を売り上げるロング・ベストセラー「Charlie and the Chocolate Factory」(邦題「チョコレート工場の秘密」)の二度目の映画化。そしてティム・バートン監督×ジョニー・デップ主演作は4度目のコラボ(『シザーハンズ』『エド・ウッド』『スリーピー・ホロウ』、2005年10月公開の『ティム・バートンのコープスブライド』で5度目)となる。またまた最高のコラボレーションを見せた。こういったファンタジーの世界を描かせたら天下一品のティム・バートン監督は、原作ファンはもちろん観客の期待にしっかりと応えたことになる。キッチュでサイケでポップな世界は一度味わったらやみつきに。ご注意あれ。(映画を鑑賞したのち、原作を読んで比べてみたところ、◆[当選順や結末は]←ネタばれ◆ 若干違います) 『ネバーランド』 『トゥー・ブラザーズ』で頭角を現わした12歳のフレディー・ハイモアがチャーリーを演じることも話題になったが、実際に見てみると、ジョニー・デップのサイケな、なりきりぶりが抜きん出ている。ウワサで『マイケ○・ジャクソンもどき!なキャラ』と言われていたが、分からなくもない。が、それもまた笑いにつながっている。ウンパ・ルンパ(←原作を知っていれば、何かはピンとくるであろう。しかも一人で20役を演じている)、も気になるところだが、これを可愛いと表現していいものだろうか。確かに笑わせてもらい、楽しませてもらった。むむむ。そうだ『キモ可愛い』がピッタリくる。あなどれないキャラクターだ。 <<ウィリー・ウォンカ(ジョニー・デップ)は、一風変わったチョコレート工場の経営者。奇抜で斬新なアイディアを次々に生み出すお菓子の天才発明家でもある。世界でもっとも有名で、世界でもっとも謎めいているウィリー・ウォンカのチョコレート工場が『ウォンカ製の板チョコに入っている<ゴールデン・チケット>を引き当てた5 人の子供に、工場の見学を特別に許可する』と発表した。 そのウォンカ・チョコが何より好きな貧乏な家庭の一人息子チャーリー・バケット(フレディ・ハイモア)は町外れの傾いた一軒家に両親(ノア・テイラーとヘレナ・ボナム=カーター)と両祖父母(←合計年齢381歳)の7人暮らし。その家屋は貧乏そのものだが、わずかな食事を一家団欒で楽しむことのできる心豊かな生活を送っている。幸運にも<ゴールデン・チケット>を引き当てたことから冒険がはじまる。>> <ゴールデン・チケット>を持っている太っちょの少年は第1号当選者(彼のことを予測したジョーおじいちゃんの言葉は人生経験が豊富だからこそ。で、笑える)のオーガスタス・グループ。チョコの包み紙には日本語、それもカタカナで「ウォンカ」となっているものもしっかりあって、単純だけど日本人としては嬉しい。 音楽は11本のティム・バートン映画を手がけているダニー・エルフマン。歌詞にも注意をはらってほしい。原作どおりの縦横斜めに移動するガラス張りエレベーター(ラスベガスにも斜めエレベーターはあるけれど)、チョコレートの川、にきっとワクワクする。またクルミ割りリスは、半年かけて調教した本物のリス(=含む実写映像だったとは!!)。そして原作には描かれていないウォンカの少年時代が明かされるのだ。なんと父親役は名優クリストファー・リー(『ロード・オブ・ザ・リング』のサルマン)。 マスコミ向け資料もワンカチョコ風の懲りようで嬉しい限り。7月21日発行のメルマガにもチラリと書きましたが、この日のマスコミお披露目試写では、ハリウッド同様にチョコの香る演出のもとに上映されました。ウィリー・ウォンカのチョコレート工場の場面にあわせて設定されていたようで、鑑賞しながら工場見学を実際に体感しているかのような気分にさせてくれる。おすすめ!の新体験。香りの仕組みは、プロモツール社の放香システムAromatrixのセントウェイブを使用。『チャーリーとチョコレート工場』を上映する米国の劇場50館でも実際に使用。[2005/7/21] 世界中で試食待ちの<ワンカ>チョコレートが、いよいよ生産開始される! |
『チャーリーとチョコレート工場』 |
『チャーリーとチョコレート工場』来日会見up![2005/9/4]
ティム・バートン監督、ジョニー・デップ(愛称:ジョニデ)氏、リチャード・D・ザナック製作
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