『人形霊』来日会見[2005/7/14] イム・ウンギョンさん人形供養【写真付】 | 『霊-リョン-』作品紹介 | 『人形霊』作品紹介 |
『人形霊』『霊-リョン-』でゾゾーっと
本国韓国では、童話「赤い靴」をモチーフにしたキム・ヘス主演のホラー「赤い靴」が話題になっていますね。あいかわらず元気な韓流ホラー。昨年の『友引忌』『箪笥』に引き続き今年も韓国ホラー『人形霊』(チョン・ヨンギ監督)と『霊-リョン-』(キム・テギョン監督)が日本に上陸してきました。両監督とも監督デビュー作で脚本も担当されています。このコンポ(恐怖)に耐えられますか?
『人形霊』(2004)[The Dall Master]女の子なら、誰もが遊んだであろうお人形。それをモチーフに(というか、そのものズバリを)韓国で映画にしてしまった!生活に馴染んでいるだけにコンポ(=恐怖)度の針はブンブンふれます。 眠っていた人形が、目を醒まし、 まず、「お人形に名前をつけてましたか?」そして「その名前を覚えてますか?」 南的には、まったく記憶にないんです。けっして記憶力は悪い方ではないんですけどね。人形に名前をつけていたのか?それよりも覚えているのは、フランス人形などプレゼントでいただくと、なにかブキミに思えたこと。(頂いておいて申し訳ない話だけど…)その瞳が夜になるとキラリでなく、ギラリと光ってみえたこと。そして何か監視されているように異様な空気を肌で感じていた事。(霊感強い系らしいです)。お人形も触れてみて、何かを感じたものは買わないってね。この映画をみると、ちょっとそういったことが当たり前に思えてきます。数々のお人形が登場します。それも<球体関節人形>と呼ばれる体を球状の部品でつなげているため、さまざまなポーズが可能な人形。 このチョン・ヨンギ監督『ラブストーリー』の制作スタッフで『アウトライブ-飛天舞-』の脚本家だったそうです。で、やはり初監督作品。60年前のある出来事に端を発した悲劇とホラーをミックスさせた脚本を書き上げました。 (↑の写真の)ミナ(イム・ウンギョン)ちゃんのお人形のような顔立ちと、ヨンハ(オク・ジョン)の舌、人形師のジェウォン(キム・ボヨン)さんの持っている、ただならぬ雰囲気が最もコンポ度が高かったです。人形の館も怖いけど美しい。美術は『箪笥』『初恋のアルバム 人魚姫のいた島』のチョン・スア美術監督だそうです。美しさと恐怖が背中合わせになった物語、観た後にちょっぴりせつなくなります。[2005/6/9] |
『人形霊』 |
次のページで『霊-りょん-』をご紹介します。昨年の夏に韓国No1ホラークイーンの座を競ったキム・ハヌルさん主演の作品です。
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