ホグワーツ魔法魔術学校の3年生となったハリー・ポッター(ダニエル・ラドクリフ)と親友のロン・ウィーズリー(ルパート・グリント)、ハーマイオニー・グレンジャー(エマ・ワトソン)。しかし、ホグワーツに戻った3人に、かつてない邪悪な恐怖が待ち受けていたーー恐ろしい脱獄囚、シリウス・ブラック(ゲイリー・オールドマン)の魔の手と、それに匹敵する危険な吸魂鬼(ディメンター)の一団である。一団は脱獄囚から生徒たちを守るため、このホグワーツに派遣されてきたのだった。
今年の夏休みも、あの陰険なダーズリー一家と過ごすはめになったハリー・ポッター。「おとなしく」するよう命じられ、魔法も使わせてもらえない。ところがある日のこと、耐え難い仕打ちに、ほんの“はずみで”魔法を使ってしまいマージおばさんを風船のように膨らませ、空のかなたへ…。ハリーは、お仕置きや魔法省からのおとがめを恐れてダーズリー家から逃げる。すると目の前に“夜の騎士バス”が現れる。派手な紫色の3階だてバスに乗り、ロンドンの町を疾走、無事に居酒屋“漏れ鍋”に到着。すると、そこには魔法省の大臣コーネリウス・ファッジ(ロバート・ハーディー)がいたのだった。
コーネリウス・ファッジは、居酒屋で一夜を明かすようにと言うだけだった。それには、ある訳があったのだ。魔界の要注意人物、シリウス・ブラックが囚われていたアズカバン監獄から脱走し、ハリー・ポッターの居所を探しているという。シリウス・ブラックはヴォルデモート卿をハリーの両親に引き合わせ。ひいては両親を死に追いやった張本人!?だと噂されている。彼は今度はハリー・ポッターを殺そうとしているのかもしれない。どうする、どうなる、ハリー・ポッター!?
原題:『HARRY POTTER AND THE PRISONER OF AZKABAN』日本語版字幕翻訳者:戸田奈津子 吹き替版翻訳者:岸田恵子■スタッフ監督:アルフォンソ・キュアロン脚色:スティーブ・クローブス音楽:ジョン・ウィリアムズ[2004年/アメリカ/シネマスコープ/SRD,DTS,SDDS/2時間22分]配給:ワーナー・ブラザース映画
▼南の試写コメファンタジー度満載作が主人公の「成長」とともに作風もちょっぴり・・・大人ムードに。原作を読んでから3年以上が経つが、南にとって一番映画化を楽しみにしていた作品。それだけに期待度も・・・高い。前2作も完成度は高いと思うし、イメージ通りだった。今回も本で受けた印象を壊さないし、2時間22分・・・っと飽きさせない。ゲイリー・オールドマンやっぱ最高ッす。占い学のトレローニ先生に扮したエマ・トンプソンなんて自ら衣装・髪型のデザインを持ち込む気合の入れようで…。バックビークとのシーンも・・・。あー、書ききれません。字幕の書体も前回同様、遊んでいます(水晶の言葉)。メルマガに書いた大人も飽きさせないと書いた話。実は後ろの座席で鑑賞していた方は、おいしいシーンになると前のめりになる感じ。と同時に前の座席をコツンコツン蹴るわ(つまり南は蹴られた側)と夢中になっている。大人の男性がこれだもんなぁ。またまた「ハリポタ」旋風が・・・、・・・巻き起こるでしょうね。
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