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『チルソクの夏』七夕の淡い恋

4月17日[土]~公開。『半落ち』の監督が描く下関と韓国高校生の初恋物語。1977年、七夕(韓音:チルソク)の日に出あった日韓の高校生が翌年の再開を約束を……はたして願いは叶うのか?

執筆者:南 樹里

↓『チルソクの夏』公式サイト↓チルソクの夏2004年4月17日(土)~新宿シネマミラノほかロードショー
韓国語で七夕ってチルソクっていうんだイル・イ・サム・サ・オ・ユッ・チル・パル忘れられない、夏があるそれは1977年、わたしは高校生だった
チルソクの夏真理、郁子、玲子、巴

1977年7月7日。下関市の姉妹都市である韓国、釜山。親善のために毎夏、開催される関釜陸上競技大会に出場した長府高校の陸上部員郁子(水谷妃里)は、同じ高跳び競技の韓国の男の子、安大豪(淳評)に出会った。釜山の夜、戒厳令の中、宿舎まで会いに来た安大豪。そして…来年の夏の再会を約束する2人。それは、まさに七夕(韓国語でチルソク)の織姫と彦星。携帯電話もメールもなかった時代、手紙を書くために真剣に韓国語を学びはじめる郁子。

チルソクの夏

でも当時は、今ほど日本と韓国が親しくなかった時代。韓国の人が日本の歌を歌ってはいけない時代だったのです。郁子の切ない初恋をなんとか実らせようと応援する、同じ陸上部の真理(上野樹里)、巴(桂亜沙美)、玲子(三村恭代)の仲良し4人組。

チルソクの夏

安の母親の思い、郁子の父親の思い、…二人は翌年、再会できるのだろうか?そして1978年の夏、下関に釜山の高校生たちを乗せた船が着き…。


[2003年/日本/ヴィスタ/dtsステレオ/1時間54分](C)2003「チルソクの夏」製作委員会配給:プレノンアッシュ

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