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『インファナル・アフェア』来日会見+プレミアレポ(4ページ目)

10月11日(土)~公開。香港映画史上、空前のヒット作。構想3年、撮影4ヶ月、トニー・レオン、アンディ・ラウを主演に豪華俳優陣が勢ぞろい。来日会見&ジャパン・プレミアの内容をレポ。

執筆者:南 樹里

Q:日本以外、アジアでの公開予定は?アンディ・ラウ:分かりません。しかしどこの国で公開されるとなってもPRには参加するつもりです。トニー・レオン:ほとんどアジアでは公開済だと思います。Q:日本でも空港で待つファンも多い人気のある方々ですが、日本人の女性/男性の印象は?トニー・レオン:わたしが空港に到着したときは、ファンの方は1人しかいませんでした。(笑)すごくキュート(Cute)で、日本的(Japanese)ですね。アンディ・ラウ:機会があれば、日本人女性とお話いたいと思います。エディソン・チャン:I like, I like.ケリー・チャン:トレンディーでファッショナブル。…シンシテキ(日本語で、紳士的)
インファナル・アフェアインファナル・アフェア
Q:シリアスな作品ですが現場の雰囲気は、どうでしたか?ケリー・チャン:1日目は、診療所のシーンで楽でした。2日目はお葬式のシーンで泣く必要があって重い(雰囲気の)シーンでした。トニー・レオン:現場はゆったりとして、ピリピリした感じはありませんでした。今回は、素晴らしい共演者に恵まれ、その中で演技が出来てよかったです。当時、香港映画は、低迷していたのでプレッシャーを感じたりすることなく撮影に臨めました。アンディ・ラウ:作品自体は、緊迫したものですが、トニーが言ったように現場はリラックスしていました。なにしろ脚本がキッチリできていましたし、相手役もプロで素晴らしい方々でしたので、心配がなかったのです。撮影の合間の雑談も、映画のことより食べ物のことだとかの方が、ほとんどでしたね。エディソン・チャン:出演シーンが、警察学校のシーンで行進していたり、銃を持つシーンだったりで、緊張したものだったと思います。僕は、猫背なので監督から「もう少し男らしく、まっすぐに立って歩け」等、言われました。
インファナル・アフェア
Q:アンディの青年時代を演じたことで感想&プレッシャーは?エディソン・チャン:話をいただいた時は、ヘンだと思いました。なぜならアンディには似てないと思ったからです。でも実際に撮影して、出来上がりをみたらいいかな?似てなくもないかな?と思えました。脚本をすべてもらっていたわけではないですし、出演シーンは、どれも1分にも満たないシーンなので、プレッシャーはありませんでした。 アンディ・ラウ:似てる似ていないは別として、どう演じるか、時々、2人で会って食事をしながら等、話し合いました。Q:お互いの感想トニー・レオン:テレビドラマ時代からの知り合いですが、アンディはプロ意識の高い真面目な人で、エネルギーに溢れています。アンディ・ラウ:俳優養成学校からの知り合いで、プロだし、真面目だし、一生懸命、常に何かを訴えかけるような、思いを目に秘めていて、実際それはこの『インファナル・アフェア』のポスターを見て実感しました。Q:ケリーさん、緑の手袋の意味は?ケリー・チャン:オシャレ・・ト、オモイマス。(日本語)▼南の試写コメ:通常は、一度しか行かない試写ですが、この『インファナル・アフェア』実は2度行きました。来日会見が決定したこともありましたが、これは南にとって“初”のことです。…観た後、心が痛かった。しばし放心していると、絶妙なタイミングでアンディ&トニーの歌声が流れ出します。ソノ歌詞が、またいい。“無間道”自分の道を歩み始めたラウ、途中物凄く憎らしく思うのだが、正義に目覚めた頃には2人分、いや、3人分、生きて!と共感している自分がいた。これは、まぎれもなく“女も惚れる本物の男のドラマ”だと思います。[7月31日松竹試写室にて]
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