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真田氏:彼はタフで。本当に練習熱心で、僕との一騎打ちのシーンは必ず立ち会うし、撮影後も数時間練習で汗を流すんですが。自分が納得するまで続ける役者根性はすごかったですね。そして初めて会ったときに日本の剣術としてより正確になるように少しだけ助言すると、教えたその場ですぐに吸収していって、どんどん腰も落ちていって、どんどんサムライらしくなっていきました。その過程でどんどん友情を膨らましていき、非常に役の成長と生活そのものがオーバーラップして、信頼しなければ命も預けられないといった貴重な経験でした。エドワード・ズウィック監督:『ラスト サムライ』での殺陣のスタイルは、近年のものとはまったく違うものです。大規模な設定でこれだけの殺陣を稀だと思います。非常に美しい動きなんですが、ダンスなどではなく、命をなくすかもしれないといった、とても危険度が高いものです。それゆえ運動能力、精神性どれをとってもこの3人なくしては演じられなかったと思っています。CGは一切、使用していません。Q:若者に向けてメッセージをトム・クルーズ氏:自分に正直で誠実であること。友人に対して、人に対しての忠誠心だとか、思いやりや助け合う心。どんなことでもいいんです、横断する方に手を差し伸べたり、人に笑顔で接したり、そういうことで生きがいを感じ、一人一人が行うことでこの世のなかを良いものにしていくと信じています。『映画』トップページへ戻る |