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『二重スパイ』

6月7日公開『シュリ』『JSA』に続く南北分断の超大作、最終章。本国では公開週だけで30万人を動員。主演作は必ずヒットする、ハン・ソッキュと若手女優3本柱の一人、コ・ソヨンの豪華共演。

執筆者:南 樹里

★☆INDEX☆★【1】イントロダクション【2】来日会見【3】ストーリー&南の試写後の感想【4】キャスト&スタッフ『公式サイト』▼イントロダクション:
あの『シュリ』を超えた!話題沸騰の超大型エンタテインメント、ついに日本上陸
二重スパイハン・ソッキュ
『シュリ』から4年、『JSA』から3年、南北分断をモチーフにした新たな傑作の登場に韓国を騒然とさせた超話題作がついに今週末、ロードショー! 脱北者を装って韓国の諜報機関に潜入した二重スパイと、生まれながらに北朝鮮のスパイとして生きざるを得なかった韓国人女性との許されざる愛の行方を、スリリングなエンタテインメント大作として描いたのが、この『二重スパイ』である。 韓国では2003年1月23日に公開され、オープニング・ウィークエンド二日間で『シュリ』の16万人を大きく上回る30万人を動員。
【三年間という長い沈黙の末に選んだ企画】3年の沈黙を破ったトップスター、ハン・ソッキュ入魂の一作。北朝鮮から韓国に偽装亡命し、強固な信念で使命をまっとうしようとするものの、愛と理想との葛藤の中でぎりぎりの選択を迫られることになる二重スパイ、ビョンホを演じるのは、『八月のクリスマス』『シュリ』を始めとするすべての主演作を大ヒットに導き、不敗神話を築いてきたハン・ソッキュ。ソフトな恋愛ドラマからシャープなアクションまで幅広くこなす多彩な魅力で、日本でも多くのファンを獲得してきた。
二重スパイハン・ソッキュ
【やっと心を揺さぶる脚本に出会えました】
《韓国映画の中心地:忠武路(チュンムロ)のあらゆる脚本はハン・ソッキュを通過する》と言われる彼が、100本以上の脚本を読み「ついに心を揺さぶる脚本に出会えた」と語った作品だけに、その思い入れには並々ならぬものがある。定評ある繊細な演技が今回も観る者を釘付けにする一方で、スパイ役を演じるために鍛えた肉体をハードな拷問シーンで惜しげもなく披露するなど、迫真の役作りでも圧倒する。【出演料=4億5000万ウォン】前作『カル』の時の3億ウォンを大きく上回る、4億5000万ウォンの出演料も、今回の大きな話題。これまでの出演作同様、観客動員数に応じた歩合(観客一名あたりおよそ500ウォン)が支払われることになっているそうです。これは韓国映画史上最高の待遇。ちなみにコ・ソヨンは2億5000万ウォンらしい。
【韓国のファション・リーダー】
コ・ソヨンは、韓国のファッション・リーダーで1972年生まれの身長166cm。シム・ウナとチョン・ドヨンと若手3本柱と言われている。来日時の写真をどうぞ⇒。
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