テクノポップ/アーティストインタヴュー

エレクトロクールなnuxx

デビュー・アルバム『Sound Ache』を5月にリリースしたnuxx(旧BaNG BaNG BaLLooN)のeccoちゃん(おしとやか)、ize-macさん、Gun-Hiroshiさんにインタヴュー! TECHROCK 2周年もよろしく!

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

BaNG BaNG BaLLooN改めnuxx


ガイド:
eccoちゃん、ize-macさん、Gun-Hiroshiさん、それぞれ簡単な自己紹介からお願いしてもいいでしょうか?
(L→R)ize-mac、ecco、Gun-Hiroshi


ecco(エッコ):
nuxxのボーカル兼アイドル。普段大人しいeccoがステージに上がるとRockを巻き起こす。シンセに魅了されバンドを始める。

ize-mac(アイズマック):
nuxxのトラックメーカー、全てのサウンドを手がける。海外での留学経験も持つ。シンセベースをこよなく愛する。

Gun-Hiroshi(ガンヒロシ):
nuxxリーダー。ライヴではシーケンス、ギターを担当。後はハッチャケ役。

ガイド:
3人はどのように出会ったのですか?

Gun-Hiroshi:
バンド結成のきっかけは、僕Gun-Hiroshiが、ize-macの楽曲に惚れ込み、2人で楽しい音楽をやろうと誘ったのがきっかけですね!
それから、ボーカルeccoをメンバーに誘ったんですけど、昔からの知り合いで、快く引き受けてくれました!今の形になったのは、2008年の冬です。

ecco:
Gun-Hiroshiとは前から仲が良くて、バンドを始めたのも知ってたんです。それから少したって、突然ライヴがしたいから歌ってほしいと言われて、軽い気持ちで引き受けました。それがきっかけなんですけど、二人の話ややろうとすることを聞くうちに本気でボーカルをしたいなって思って!
正式に加わって初めてライヴしてから今の形でずっとやっています。

ガイド:
以前は、BaNG BaNG BaLLooNという名義で活動されていましたが、どうしてnuxxに改名したのですか?

Gun-Hiroshi:
BaNG BaNG BaLLooN結成当初は、今よりももっとポップだったんですけど、ライヴをこなすにつれて段々と自分たちが出したい、見せたい音楽とバンバンバルーンという響きにズレが出てきたんです。
お客さんの中にも「かわいくて楽しい」だけじゃなく「楽しくてカッコいい」って言ってくれる人も増えてきてて。3人で目指す方向性がやっと見えかけた今、決意を表したみたいな感じです!もちろん楽しい音楽って言うコンセプトは変わってませんよ!

ガイド:
nuxxと言えば、Underworldの「Born Slippy (Nuxx)」を思い出すのですが、関係あるのでしょうか? nuxxってほぼ使わない珍しい単語ですよね。

ize-mac:
BaNG BaNG BaLLooNという名前には「風船の様に心をパンとはじけさせろ」というメッセージを込めてたんです。ですが、先ほども述べた様に結果的に名前と音楽性のズレを感じてしまって、名前にとらわれて三人の可能性を狭めたくないという思いで、リネームにあたって色々あった候補から最終的にnuxxという言葉の響きだけで決めたんですよ。偶然、と言ったらUnderworldファンに怒られますかね笑。もちろんUnderworldのアンセムでもある「Born Slippy」は知ってましたし、大好きなんですけど、恥ずかしながらカッコづけのNuxxを知らなかったというのが本当なんですよ。 ちなみに僕は「Two Months Off」派です。
実際の意味もnuxxになってからネットで調べて、爆笑しましたから。意味を知りたい方は調べてみて下さい(笑)。
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