risuちゃんのアートワーク
ガイド:
ジャケのアートワークもrisuちゃんですよね。豹柄のタイトな衣装を纏うジャケのrisuちゃんを見ていると、ちょっと肉食系女子なのかと妄想をしてしまうのですが、実際の所、どうなのでしょうか?
risu:
いや、当然、クルミとかドングリとか食べてますよ... とか、いらないですか... えっと、育ちが良いのでガっついたりはしないのですが、欲しい物、人、状況は、必ず手に入れるようにはしているので、そういった意味では肉食になるんですかね。生肉をハントして食べるんじゃなくて、高級フィレステーキにありつく為に働くってイメージで。
risuライヴ(2010年3月) |
ガイド:
テクマ!さんの『ベスト盤をリリースしたハンサムは私だ。』のジャケを作ったデザイナーもrisuちゃんですが、今作のミックスでも参加されていますね。どのようなご縁で、テクマ!さんとは知り合ったのでしょうか?
risu:
risuの初ライヴが2008年の11月の「電脳マニアックス」っていうテクノポップのイベントだったんですが、その時のトリがテクマ!さんだったんですよ。あのパフォーマンスを見てしまったら、気にならずにはいられなかったですね(笑)。その時テクマ!さんはもう長髪だったので「清春みたいな色男がロマンポルシェ。みたいなことやってる!」とか思って。両方とも私の一番好きなアーティストなんですけど、このかけ離れた要素の同居が可能だったのか!と驚きました(笑)。仕事としては、ちょうどその時、テクマ!さんが新バンド「悪魔のようなアイツ」を企てていたころで、バンド始動に際しての全体のアートワークを依頼していただいたのが最初です。
ガイド:
ちょっと話がそれますが、上海万博テーマソングをきっかけに一躍注目を浴びる事になった岡本真夜さんのお仕事もされたとか?
risu:
そこ拾いますか(笑)。全然テクノポップじゃないのに(笑)。
ガイド:
タイムリーな話題ですから(笑)。
risu:
確かに(笑)そうです、risuをやる前はデザイン事務所に務めていたのですが、その時にジャケットのデザインをやらせていただいて、今は、ツアーグッズのデザインをやらせていただいてます。実はガーリーな仕事も得意なんですよ。乙女なんで。